無駄な相談などない、と言ってみる
足元で、静かな乾いた音がします。
椎の実が、砕ける音。初秋の木曽路にやってきました。
今日の休憩場所は中央道馬籠。開廷表調査を終えて乗り込んだのは、10時33分発の中央ライナー2号です。
さて、今日から出張です。遅くなった出発に合わせて、夜から相談が設定されています。
いささか厳しい内容の2時間の相談を経て、念のためお客さまに確かめてみます。敢えて、にこやかに。
この相談で僕があなたに全面的に味方して、●百万円請求できると言ってくれると思ってましたか?
※この問いへのお客さまの対応はもちろん秘密です
そんなことしません(キッパリ)、と申し上げたところではありますが、恐らくは無駄にならずに終われる相談になると思います。
30分で強制終了する相談ならいざしらず、一時間なり二時間なりのまとまった時間相談をしてそれが無駄になる、とお客さまが認識することはほぼありません。
…まぁ、半端な知識やまさに無駄な希望的観測が順当に蹴散らされた、という人は時々出てきますがそれだって、これ以上誤った方針を取らずに済む、という程度の意義はあります。
そんなわけで。
無駄な相談などない。
相談を無駄にする人がいるだけだ、と詭弁を弄してみましょうか。
もちろん『相談を無駄にする人』には相談者も担当者も含みますが。
さ、明日は一日、書見です。
実は一件、相談をお断りしたのです。現段階ではこの事務所の有料相談より、他の制度の無料相談でいいはずなので。
あとはそちらの担当者さんが、所定の時間で強制終了などなさらないことを祈ります(遠い目)
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