元『労働者側の社労士』の東京出張2泊3 日
小牧山をみながら、うとうとして。
恵那山トンネルで、うとうとして。
諏訪湖を出たら、少しうとうとして。
目覚めれば、甲州の深い青い空。
今日から2泊3日の夏の旅、いえ東京出張です。
オーディオプレーヤーには渡辺美里のベストアルバムを、書類かばんには最終確認未了の登記申請書を積み込んで、中央道を甲府盆地までやってきました。
さて、今回の出張では出張相談と面談が三件、書類取得代行が二件あり、一泊だけお客さまの交通費負担を要請しています。
…と言っても、お仕事終了後に指定場所に司法書士を呼んで本人確認と手続きの説明をさせて費用増加が1万円を下回る、ということであればそうご迷惑な話しではない、と思いたいところですが。
いつもの場所で出張相談を行う二人のお客さまからは2時間5400円の相談料金をいただくのみ、ということで30分5千円の他士業よりましかもしれません。労働側でも経営側でも大事なことなら会って話せるようにしよう、という原則を大事にしたらこうなった、のですが登記のご依頼で延泊になったところに特色があります。
今回、労働紛争の相談は一件のみ、もう一件の相談は事業主のお客さまです。最後の一件が、登記のお客さま。
業界団体が決めた妙なガイドラインのせいで、ウェブ上で労働者の味方だのなんだのと言うことが危険になった…ということで『労働者側の社労士』という記載を取っ払ったのは先日のことでした。
この立場が案外居心地よさそうなのです。
素人向けのわかりやすさが減った関係で無駄な電話がさらに減り、加えて経営側で仕事しても妙な良心の呵責を感じずにすみそうだ、と。
あとは労働者側の労働相談でコンスタントに『社労士がやってる労働者側の活動』がなにか変だ、と聞くようになった実情も、『労働者側』と標榜することをやめていいと思えた理由になっています。
とは言え、見かけを変えれば中身も少しは変わるものです(遠い目)
できれば登記・事業主側での出張を増やせるよう、研究してみたいところです。国会図書館での書見のテーマはこれで行きましょう。
※言い訳をしておきますと、ウェブサイトの記載をしっかりお読みになった方からのご依頼は、労働者側でもこれまで通りにお受けしています。単に素人向けのアピールポイントが減った、というだけでやる気や技量が落ちたわけではありません。
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