その遠回りが、くせになる
16時11分、東京駅高速バスターミナル。
窓外の雑踏を他人事にして、バスは9番線を離れました。
1番線の鹿島神宮行きにはいつも通りの大行列ができています。
僕はいつも通り、お膳の支度を始めます。
今日も中央ライナー3号名古屋行きで帰ることにしました。
東京駅発車時点で乗客乗員、計2名。バスタ新宿まで35分の二人旅です。
まさか東京のど真ん中で乗客が僕だけのバスに乗れるとは思いませんでした。
この中央ライナー3号、同時間帯に競合する自社や他社の便があり所要時間が遅いためにいつも比較的空いてる、そのうえコンセント装備で幅の広いシートの車両がいつも充当されるという素晴らしい長所を持っています。
東京-名古屋の移動にあっては週末運行になってしまった知多シーガル号昼行便と並ぶスリーピングビューティーなんじゃないか、などと思ってる人はきっとそう多くなく(笑)、所要時間や運賃といったもっとはっきりしたメリットをみなさん追求されるようです。
…このバスも、新宿では早売21と早売3の座席で、隣の席に他人がアサインされました。
早売3の人、要領悪すぎ(苦笑)数百円ケチってそうなるなら、最初から競合他社のトイレのないバスでも使えばまだ早く着くのに…
東京出張の帰りは早売1で空席状況をみながら、基本はこのバスで帰るようにすればいいかな、と思えてきました。
名古屋まで隣に誰も座らないことはもう当然として(勝手だ)、一層空いてる東京ー新宿の所要時間は、観光バス気分でお弁当をいただくのにちょうどいいのです。
今日はデパ地下でご飯少なめのお弁当に、マグロのおつまみ三点盛りをチョイスしました。雨上がりの東京は、ビルの向こうの空も皇居の木々も、司法省のレンガさえ色鮮やかです。
…いっそビールの一本もつけたいところですが、今次出張ではそこまでの成果は上がっていません。残念。
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