居心地のいい傍流
17時30分発の名古屋行きは、8割ほどの乗車率でしょうか。
窓際の席はすべてふさがっています。他人ごとの顔で見送ります。
先週のこと。東京駅高速バスターミナルで、僕は17時40分発の知多半田行きを待っています。こちらは予想も期待もしたとおり、乗車人員11名。狙って席を決めた僕の隣は、誰も座っていません。前にも後ろにも誰も座っていません。
名鉄名古屋本線に乗り継げる知立駅までの5時間弱は、今回も安楽な旅になりました。
とはいえ安易な選択はまずいようです。11人しか乗っていないのに、3組が他人同士を隣合う席にアサインされていました。着座位置からして、みなさん安い運賃(早売1。僕とおなじ)での購入者です。
この状況下でどうするか=廊下側で他の人の隣に座って5時間かけて名古屋駅まで行くか、がら空きのバスで知立まで行って乗りかえるかを問われたら皆さんどうされるかは大変興味深いものはあります。
前者が多数派だろうというまえに、新幹線で行けよという大集団を無視しないと成立しない議論ですか(苦笑)
少なくとも本日の知多シーガル号、22時半前に到着した知立駅北から知立駅までさっさと歩いて名鉄乗ったのは僕だけだったようです。
知立から鳴海-桜と乗り継げば、最終1本前の普通列車で地下鉄への乗り換えができます。ちょうど同駅に降りたところで、今回出張相談したお客さまからご依頼を決めたとの連絡が入りました。
さて、この方も…ありがちだが快適とは限らない発想はせず費用だけ重視という方策も選ばなかった、というわけです。弁護士に依頼するでなく、士業を使わず完全に自分だけで本人訴訟やるというでもない。
ようこそ、他県の代書人事務所へ(遠い目)
この傍流の居心地がいいか、と言われれば、そうなるように精励しますと言わざるを得ないのですが。探せば見つけてもらうことができ、うまく選べば効果がでる何者か、という立ち位置はけっこう居心地がいいのです。
その居心地のよさを維持したいため、と言ったらまさに言い訳です。
2月2日から数日間、新たなご依頼の受付を停止する予定です。
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