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さようなら、厄年

例年、大掃除と合わせて普段できない作業をしています。

昨年は床のワックスを剥がしてかけ直しました。今年はコレです。

 

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来年で製造から20年経過する軽自動車の、サビサビワイパーを綺麗にして気分よく平成28年に向かって走りだそう(遠い目)という企画です。

ご覧の通りこのワイパーのアーム、いささか劣化が目につきます。

こうした物の修理の情報もWebで探すことができ、先達の皆さんがその情報を公開してくれています。普段は弱電・PC・電子回路関係を扱っていてときどき裁判書類作成、登記は月に2件ほしいな、という僕でも自動車関係の作業に乗り出しやすくなったのはウェブの功徳ですね。

まずは大晦日のうちにサビを落として脱脂します。
元日になったらホームセンターで買ってきたサーフェーサーと黒色のスプレーで塗ってしまいましょう。

今日はサビ落としの作業をしながら、今年実用化できた音声入力でこのブログを書こうということになっています。

ヤスリがけのように雑音がたくさん出る作業でなければ、手を動かしながら音声入力でブログを書けるのです。

紙ヤスリをつかったサビ落とし中でも音声入力はできるのですが、紙やすりでこするノイズを適当な文字にされてしまいます。

マイクのオンとオフを頻繁に切り替えて、音声の入力が終わったらすぐにマイクをオフにするとよいかもしれません。マイクをオンにしてしゃべったら、すぐにマイクをオフにして紙やすりをかけ、横目で認識の精度を見ながら必要に応じて修正をかけ、頭の中で文章を句読点まで作ったらマイクをオンにして一気にしゃべって入力し、また作業に戻ると、なるほど作業はできます。上腕部のみならずあっちこっちが望み通りに動かなくなってきつつある42歳には、音声入力の実現こそが今年最大の、未来につながる成果かもしれません。

さて、前後3年に及ぶ厄年も今日で終わりです。

  • 前厄。紛議調停申立を受けました。
  • 本厄。祖母が世を去りました。
  • 後厄。売り上げが前年比で3割減りました。

なんとか生き延びられて良かったな、というのがというのがまず正直なところです。

まじめにやったら報われるとか受け入れられるなどとは考えない方がよく、だからといってぼーっとしてたら寿命が来てしまう、というのがこの3年で学ばされたことでしょうか。

ですが少なくとも来年やる仕事があって、大晦日にのんびりとワイパーアームに紙やすりをかけられていられます。補助者のころ買った車がまだ使えてワイパーアームのサビが落ちていくことのほかに、何か良いことを探してみます。

○今年下半期の、送信フォームからのお尋ねを見てみます。

 送信で入力されてくるテキストのサイズが、大底を打ったらしい一昨年よりも増大している感じがします。これは送信者の方々が、自分が聞きたい事をよく書いてくれるということを示しています。

 私にとっては歓迎すべきお客さまが増加に転じたことになるはずです…そう信じたいです。

○労働関係での裁判書類作成における、最小の請求額記録が更新されました。簡裁通常訴訟におけるその請求額は、10万円未満となっています。

そのお客さまも、問い合わせの段階からご自分の考えをしっかり伝えてくださっていた方のひとりです。着手金数千円でのスタートでしたが、おかげで気分よく事案の終結を見届けることができそうです。

作った書面一枚あたりの単価が数百円になることは、まぁ笑ってネタにすればよい、というだけのこと。これは自分が望んだ仕事です。

○以前ご依頼を下さった方がさらにご依頼をくださることも、増えてきました。

不動産登記ではそうしたことがありません。みんな紛争がらみ(涙)

かつて依頼を下さった方のリピートはありますが、どなたか他の方を紹介していただくということもないようです。

  • 自分は気にいったが、他の方の紹介には支障があるとお考えなのでしょうか(汗)

まぁ、それでも良いということにしましょうか。来年は、不動産登記のお客さまがリピーターになってきてくれたらいいな、と勝手なことを言ってこの話題は終わりにしましょう。

●事務所の周りでの、気になること。

 士業の事務所でのもめ事や争いが増えたような気がします。横領・懲戒・他士業からの干渉・ブログの炎上、僕自身が関わったことでは、補助者の方からの労働相談が今年は複数入ってきています。同業者を相手方とするご依頼も受けました。

これらは最終的に、世の中からみた士業の事務所全体の信頼を損ねることになるのかもしれません。ブログに滅多なことを書けないような世の中にもなっていく中で、開かれた形でWebからの集客を続けるのには工夫が必要になるかもしれないな、とも考えています。

だから完全会員制の事務所をでっちあげて閲覧者限定で言いたい放題言おう、とは今のところ考えていません(それはそれで楽しそうではありますし、紹介必須という手法は客層の安定にきっとつながります)。

◎来年は今年できなかった、裁判関係の書式の公開・提供をはじめたいな、と考えています。

一部の書類につき、閲覧者限定で(笑)

一回でも当事務所の有料相談を経由した人は閲覧可能とし、1~2ヶ月は閲覧可能にしておいたら各種本人申立の支援に有用なのではないか、と思っているのです。不特定少数の人にパスワードとIDを発行しコンテンツのダウンロードを許可し管理・更新するしくみ、というのをあれこれ探しています。

※補助者さまに来年の当事務所がどのようなものであるといいか、を聞いてみました。

  • 「倒せる敵がいっぱいいる事務所」

少年マンガかそれは!と今年の笑いおさめをさせてもらったことであります。

当地の同業者さんがブログで失敗したように世の中までは敵に回すことなく、文字情報の多さやそれが示唆する現実の厳しさにへこたれない閲覧者の方々には…自ら望めば会社を相手に戦える選択肢を提供し続けよ、という訓辞だと信じて今年を終わりましょうか。

皆さまには、平和で充実した新年をお迎えになりますように(遠い目)

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