6月出張の日程調整をはじめます
ちょっとした装備をととのえて、お客さまを待つ昼下がり。この週末も仕事です。
裁判事務のご依頼でたまに発生する、携帯電話の画面や紙の資料をたくさん撮影する必要がある、そうした案件をお受けするのです。
コンパクトデジカメを三脚に載せて、マニュアルフォーカスで撮影するのがこの小ネタのミソです。いったんピントを合わせてしまえばひたすらシャッターを押すだけですので、書類をめくったり画面を切り返すのをお客さまに任せてしまえば1枚・1画面2~3秒で撮り進めていけます。
この撮影、最初はお客さまに「はい次の画面を見せてください」と丁寧に申し上げて撮影するのですが、数枚目からは
「はい次の画面」
十数枚目からは
「はい次」
二十数枚目からは
「次」
…あとは黙々と撮影していく、枚数が多いとそうなります。
ごらんの通り三脚の脚を大きく広げなければさしたる面積も占有せず、目黒の執行センターの閲覧室に持ち込んでも怒られなかったシロモノです(笑)、と東京のお客さまにしか通じないようなことを言ってみますか。一段式の携帯三脚しかない場合、三脚を机のうえにおき、資料をイスの上に置いて撮影するのもありだと思います。
オートフォーカスのカメラが焦点を合わせる時間とその確実さ、というのが多数の資料の撮影では意外と馬鹿にできません。今でも語りぐさになっているのですが、数千枚の資料撮影をお客さまに依頼したところ、その約三分の一でピンぼけを発生させ依頼受託不可となった案件が数年前にありました。別に最新のカメラである必要はありません。僕のところでは7年前に買ったRICOHのCX-1が現役です。一度お持ちのカメラの設定をチェックしてみてはいかがでしょうか。
で、ここからが記事のお題です。今月も東京・大阪へ各一回ずつ出張を設定します。日程調整をはじめます。
候補は東京出張が6月22~25日のうち2日、大阪が6月第3週か第5週の平日です。
出張期間中の交通費の起算点は東京駅または大阪駅とし、山手線内または大阪環状線内は日当無料、相談料金は2時間5400円、という設定はいつも通りです。
実は東京起点に新潟とか青森とか、大阪起点に高松とか博多とか、そうしたところからの相談もあったらいいな、と考えているのもまぁ、いつも通りです。最近そうしたご依頼が少なく、少々寂しく思っております。
僕のところでは残業代請求事案で成功報酬制をとらない(認容額に対する報酬上限額の決め方としては定めているが、実際には作業した書類の枚数でも報酬を計算して安価なほうを採る)ため、労働審判のようにコンパクトな手続きにかけていい100~200万円越えの残業代請求では全国どこに行ってもそこそこのコストパフォーマンスを挙げることができます。
いい悪いはともかく社労士さんたちが労働審判支援とやらに参入しようとしている実情があり、彼らは成功報酬制にも挑みたいようですので…
冷静に比べられるなら採用に足る、そうした選択肢を提供してみたいと考えています。
もっとも、過払いバブルに巻き込まれた健全な債務整理事務所さんみたいに「まわりがどんどん完全成功報酬制にしだしたから自分もそうせざるを得なくなった」という方向へ押し流される可能性のほうがずーっと高い、とは思っているのですが。
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