東京・大阪出張の日程調整をはじめます
レターパックをもって、集配郵便局へ。川沿いに自転車を走らせる夕方。
いい風が吹いています。今日も気持ちのいい一日でした。
…これが仕事でなければ(苦笑)
貧乏暇無し、などというおそろしい格言を生み出したのは一体誰なんでしょうね。
さて、今週末はいつもお世話になっている土地家屋調査士さんと会食の予定が入っており、計画的にお腹を減らしておかねばなりません。いまはこれを楽しみに、もう少し仕事を進めていくとしましょう。工場街にある当事務所は休みや夜がとても静かになり、作業はこういうときにしたいのです。平日昼間はむしろ昼寝に適します。
いまお受けしている仕事が終わるはずの5月第4週に、東京への出張を設定しようと考えています。5月18~22日のこの週は、入居物件のエレベーターが工事で止まります。
候補日は5月19~21日のうち連続2日間です。早めに相談希望をくださった方に合わせて日程を決めていくことにします。
出張期間中は、出張相談の交通費の起算点を東京駅とし、出張相談の料金は2時間5400円とすることはこれまでと同じです。東京以遠への出張も当然可能です。
先日実施した出張で、正規運賃1往復分の料金をはらってあと4往復分のオマケを手に入れてしまったピンクのバスでの大阪行きも…とりあえず今月もう1往復分使ってしまいましょう。これは、大阪方面のお客さまからお呼びがあれば随時実施とします。こちらは交通費の起算点を大阪駅とします。基本的に日帰りの出張なので、夜間の相談はできません。大阪以遠への出張は一応可能です。いっそ思い切り遠くからのご依頼なら、宿泊の問題が解決されます。
関東・関西両方面またはそれより遠方からのお客さまには、お問い合わせをお待ちしています。先日の出張では、そういえば新しい県に仕事で訪れたことになりました。事務所のまわりでは、まだ石川・福井・徳島県には仕事で行ってないな…と地図を見ながら考えています。
あとは思い切ってオマケの大阪1往復、無駄に(完全に私用で)使うのも悪くないかもしれません。なにしろこの連休、休みがないことになっています。
完全成功報酬制での残業代請求のように、節操のない受託形態を取ればまた遠くのお客さまから仕事が入ってくるようになるのかもしれませんが…先ごろ配られた会報に載ってた高裁判決をつらつら読むと、お偉いさんの評釈はさておいて安易に成功報酬制を標榜するのはしばらくのあいだ避けた方がいいだろうな、とも思えてきます。
僕のところは裁判書類作成の計算で実現した成果と「実働の対価」とを比較して低い方を採る報酬体系に数年前からなっているので暴利行為に該当する可能性がなく、その点では心配ないんですが、考えなしに代理だの成功報酬だのというコトバをウェブで使うと別の業界団体から警告書がポンポン飛んできかねない世の中になってるようです。第一審被告側の上告受理の申立が蹴られたらしばらくのあいだ、別の業界団体が活気づくだろうな、と。
そんなこともあって、その別の業界団体単位会の会報を過去三年分ほど、愛知県図書館で閲覧してきました。これも連休の、まぁ仕事のうちに入ってるでしょうか。おのれの敵を知れ、というわけではないのですが、この団体が他士業に行う照会書・警告書送付・さらには懲戒請求やら告発といった活動をどれだけ積極的にやろうとしているかには結構な関心があります。紙つぶてと同じで、邪魔な奴にはぶつけてみるものだ、と了解しておけばいいのかもしれませんが…僕のところにはまだ来ていません。もし来るようなら粛々と応じたあとで個人情報開示の請求をかけて、そうした文書の決済過程を合法的に教えてもらおうとは思っています。
べつに、どこの団体の会報とはいいませんが他におもしろい記事もありました。
某地裁労働部との意見交換会で労働審判手続申立書の品質の低下(申立人側)が裁判所側から問題視されてるのには少々笑ってしまいました。きっとちゃらんぽらんな残業代請求が増えたせいでしょう。交通事故紛争処理センターに出入りする○○書士の人が困る、という話題は複数回観測されました。そちらの他士業の方には深刻なトピックスになるはずです。
他の都府県でも同様なやりとりが存在するのかどうか、ちょっと調査の必要がありそうです。東京と大阪の図書館、というのはそんな調査にちょうどいいでしょう。
この会報、最後にもっとも気になったのは某地裁執行部の発表。
一年間に行われた何千件かの債権差押命令申立のうち、実に90%超が預金か給料を差押債権とするものなのだそうです。そんなのだったら本人だって○○書士だって申立できるじゃん(で、実働の対価でお金もらえばよっぽど安くつくよ)、と言ってはいけないんでしょうか?
・・・いずれにせよ当事務所における実情と、いくぶん異なってるようです(愕然)
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