本日最後に得られたものは…
…東京のくせに、と思いながらもブログの写真に採用です。
午前中はお客さまとの打ち合わせと開廷表調査、昼以降は国会図書館で雑誌を50冊ほど請求をかけてみました。ぎりぎり間に合った17時30分発のバスは、廊下側に誰もいないラッキーなお席がとれています。
思うところあって集中的に閲覧をかけたのは、上位互換なあの士業の会報一年分、です。この面でも国会図書館は大変便利でして、在京の三団体および大阪のはとりあえず一年四ヶ月分、あとは話のタネに岩手・長野・静岡・横浜・兵庫・奈良のを一冊ずつつまんでみました。
問題意識は二点あります。あの人たちが代理人になる手続き(一部の社労士さんがむりやり関与してる手続き)について、手続き実施側からなんらか苦言めいた評価が近年でているようだ、と補助者さまから指摘があったのです。
地元の県立図書館で閲覧した会報三年分(←このヒマ人がっ)にはたしかにそんな記事がありました。
だったら東京大阪でも何かあるはず、と踏んでの調査では、一箇所ですが昨年、そうした記載がでてきています。おっつけ全国規模での問題になるのかもしれません。
もう一つは彼ら業界団体の他士業への関わり方を示唆するものがないかと考えました。彼らの論理や立ち居振る舞いを知って備えることは今後ますます重要になってきます。
そのうちネット上の文字情報を自動で収集して彼らが気に入らないサイトの運営者に警告を出したり呼び出しをかける、ぐらいのことはやるんじゃないかと個人的には考えており(ソフトウェア的にはもう可能です)、あんまりはっきりしたキーワードは使いたくない、そう思っています。
思わず後日郵送複写の手配をとりましたが、彼らの会報には自分たちの業務に違法に関与しようとする者を
『被疑者』
として
『取り締まる』
という表現が当然のようにでてきて愕然とさせられました。まるで警察みたいだね、というのはもちろん皮肉です。こちらはちょっと衝撃的でしたが、単位会の会報のほうがより各会員のホンネが出てくる、ということなのでしょうね。
…あと、在京三団体の会報『L』『1』『2』各紙を読み比べたところ、L紙はわりとお仕事寄り、ということもわかりました。地方の会報はまぁ、会員達に感心が寄ってるようで今後はL紙を定点観測するとしましょう。
ネットの普及と食い詰めた他士業が組み合わされると何が起きるのか、予断を許しません。まさか民間団体から被疑者として取り締まられる可能性がある、とは思ってもみませんでしたが、調査の結果を踏まえてさらにウェブサイトの記載を変えて行かねばならなさそうです。
心配はここまでにしましょう。出発間際に『酵素玄米二色弁当』を半額で仕入れることができました。
…そう。これが今日、最後の成果です。
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