受付停止の生ぬるい午後
久しぶりに裁判事務のご依頼の受付を停めておりました。その原因となった3件のご依頼で合計40万円ほどの売り上げにはなり、いっそもう一週間冬眠、いや受付停止を続けても…と思ったのですがそろそろ起きて、いや受付を再開せねば冬眠ではなく永眠しかねません。
あまりやってはいけない、でもたまにはありがたい(当然ながら、他事務所さんではあまり聞かない)受付停止期間中、特に午後はのんびりと過ぎていきます。ちょうど補助者さまの出勤スケジュールも一週間空いてしまい、一人の午後になりました。
・受付停止三日目
- なんとなく、のどに何かからむ。
- なんとなく、鼻の奥が痛い。
- 何となく…顔がほてっている。
風邪ではないか(愕然)
積み上げてしまったご依頼の資料から少し目をそらして、いきなり早寝に方針を切り替えます。このまま風邪をひくと、2~3日後に症状の重い時期が始まって2~3日続く、というのが僕の風邪の標準スケジュールです。これはできれば避けたい!
午後9時半から目覚ましをかけず暖房はいつもより高い温度設定、しかも夜通し入れっぱなしで床についたところ、翌朝午前9時に目を覚ましました。
いいんです。風邪をひかずにすみましたから(苦笑)
・受付停止四日目
ミニレターがポストに入っています。おそらくは、いままさにこの方のご依頼に取り組んでいるお客さまからの差し入れです。
そしてそれこそが問題なのです。ちょっとした覚悟をして封を切りました。
-肉の万世-
知らないお店の商品券でございます。嗚呼。
店舗網を確かめたところ、東京を中心に埼玉千葉栃木福島、だそうです。以前いただいたバーガーキングのお食事券より難易度がアップしたと考えねばなりません。
おあずけか!おあずけなのか!としばし身もだえして、さらに気づきました。
有効期限が4月30日までです。
2・3・4月末に各1回東京出張を設定し、ランチは最低一回肉にすればなんとかできるはず…です。
・受付停止五日目
裁判事務以外のお客さまの対応をしなければなりません。不動産登記のお客さまと打ち合わせをしたその後で、裁判外代理のお客さまと写真の取り方についてお話をしたところです。
そうは言っても、僕もどれだけのことができるやら、ふと疑問に思いました。
折しも7階から見渡す天白川は、マジックアワーの直前です。三脚とコンデジを取り出して、何枚かシャッターを切ってみます。
自分が撮ったものなら大丈夫だと思う、という認識を捨てるべきだ、ということかもしれません(遠い目)
・受付停止、最終日
- 格言めいたメールを、たびたび従業員に送る社長。
- ドラッカーをドラッガーと言うのはやめてほしい。
- それだけならできるはずだ、事業を黒字化するより早く(笑)
一週間ぶりに出勤してこられた補助者さまと、まともな日本語の会話ができるありがたみをかみしめているところであります。
その馬鹿さ加減に誰か気づかないの?そもそも社長って楽しいの?といったやりとりは、しからばこの事務所の仕事はどうか?という話題に移ります。まぁ仕方ありません。ここも小なりとはいえ企業ですし、僕はその経営者ではあるのです。今のところ相手側の社長と比べて、事業存続期間と日本語能力のみが優越している、という状態でしょうか。
そんな僕は、補助者さまの見るところでは裁判書類は楽しげに作っているようなのですが不動産登記のときだけ
- 挙動が違う
- 殺気立ってる
- 余裕がない
(登記は)楽しくはなさそうだし楽しさはわからない、とも付け加えられました。
そんな彼女に不動産登記業務のすばらしさを体感していただくべく、当事務所ではここ数年間継続して不動産登記のご依頼を募集しております…が、今のところ彼女の印象を変えるには至っていないようなのです。
来月で、司法書士登録11周年。今年こそはご理解いただこう、と思っているのです。
2020.12.20修正
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