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その自動引き落とし、ちょっと待て

三枚目のクレジットカードはさしたる審査もなく発行されました。

これまで持っていたカードの倍の与信枠で(苦笑)

職歴が長い、というのは大変結構なものなのだな、とこのときばかりは思わざるを得ません。

消費を拡大したい、というわけではありません。むしろ出費抑制のためです。

クレジットカードでnanacoにチャージし、そのチャージでコンビニ収納代行に対応した各サービスの支払いを行い、併せてチャージに伴うクレジットカードのポイントを得よう、というものです。

すでに方々のサイトで紹介されているこの手法、年会費無料のリクルートカードであればnanacoへのチャージについて、チャージ額の1.2%のポイントが付与されます。

付与されたポイントは普段利用している『じゃらん』での宿泊予約に使えるため、毎月どこかにでかけて泊まる僕にはポイントを持てあます気遣いはまったくありません。ポイント還元率の高いカードはほかにもあるのですが、僕の状況ならリクルートカードがぴったりです。

nanacoのスマートフォン用アプリは、スマートフォンにSIMが入っていなくても使える(モバイルSUICAはそうでないとのこと)ため、SIM無しでF-11Dを運用している僕でも普通に利用できました。

電話ができないスマホだなんて、レジにかざしたくらいではばれません。

あっけないほどの簡単さで、といいましょうか。2万円ほどチャージしてセブンイレブンに出かけます。コンビニとしては、家から一番近いのがセブンイレブンだったのです…駅の反対側になるのですが。

これまたあっけなく、市県民税・050plus for Biz(NTTコミュニケーションズ)・加除式の実務書の代金が決済されてしまいました。

なるほど、本当にコンビニ決済代行可能なものはnanacoでの支払いが可能なのだ、ということです。公金でも民間からの請求でも。

そうすると?

唯々諾々と現金を差し出せばそれっきり、だがクレジットカードからnanacoへのチャージを経由すれば1.2%ぶん、後日宿泊代を減らせる、そういうルールになったわけです。ならば。

コンビニ決済できるがクレジットカードを直接使えなかった支払い=公金の収納を預金自動引き落としでやるのは、あまり素敵なことではない、と気づかされます。

法人化してない同業者さんたちもご利用の最大の大物、国民健康保険税の年間支払額に1.2%掛けたらどうなるか、考えてみます。

所得があまり多くない(ことになっている)単身者の僕でも、ビジネスホテル一泊分とは言えませんが、旅先での食事何回か分にはなってきます。

そんなわけで。

自動引き落としを止める手配をとりました(←もう、早速♪)

落ち着いて考えると、電子申告と同時に自動引き落としが手配されてしまう所得税を除けば自営業者が収める公租公課、ほとんどこのシステムに乗っけられるのではないかと思います。

そう思って調べたら、所得税でも予定納税時か催告を喰らった場合にはコンビニ払いに対応する納付書が出る、ということになっていました。そういえば心当たりが(遠い目)

本気になってコンビニ決済可能な支出を洗い出すと、これはセブン&アイホールディングスが提供するへそくり支援システムなのでははないか、と思えてきます。

決済を受けた各納付書だけ見ていれば、現金での支払いとまったく同じように領収印が押されます。nanacoへのチャージにポイントがつくクレジットカードだけ持っていれば、ご家庭で生じる諸々の支払いをコンビニ決済に移し替えてポイントをため込むことができるわけです。あくまでもポイントが貯まるだけなので利子はつきませんが、公金の決済からスーパーでの買い物、通販の購入代金までのさまざまな支払いに使えます。

…そのどこかでタイミングを捉えて、誰かが出すべき現金に交換してしまうことは可能なはずだ(笑)

請求書の名宛人とnanacoの名義人に関係は求められないので、会社宛の支払いを片っ端から社長(または労働者)のカードで決済してポイント相当額の利得を発生させる、というのもありでしょう。大きな事務所さんで加除式の資料をいっぱい導入しているところなら、年間で何千円ぶんかの利得が発生する可能性があります。

場合によっては不当利得支援システムとして作用するかもしれません。労働者が会社から請求書を預かってコンビニにでかけ、自分のnanacoで決済して会社には現金精算を要求してもばれません。

まぁ、そんな心配は零細事務所では無用です。まずはこれから一年間、粛々と決済をnanacoに移行させてポイントのたまり具合をみてみましょう。

うまく行ったらほんとうに、ビジネスホテル一泊分くらいはタダにできる、かもしれません。

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