天高く 誰かが肥ゆる 秋がくる?

昨日は久しぶりに、東京簡裁に立ち寄りました。国会図書館へはここ祝田橋の交差点を北に折れて、地下鉄で桜田門から一駅です。
開廷表(各裁判所で、その日に開かれる訴訟の事件名や当事者名の一覧表)を見に来たのにはわけがあります。
名古屋簡裁での労働関係の事件が、少しだけ増えているような気がするのです。ときおり訪れる開廷表調査で、事件がない日よりある日のほうが多い、という程度なのですが。
この日、地裁では労働事件(国を被告とする取消訴訟除く)は全15件、うち11件が地位確認請求(解雇の不当性を争うもの)で、4件が賃金等の請求でした。
地位確認請求が目につくようになった気がします。
簡裁では5件。気になったのは内訳です。解雇と退職時の金銭の支払い請求とわかるものが3件、あとの2件が賃金の請求です。
…残業代の請求を真面目に裁判やる事務所なんて増えねぇ(冷笑)という仮説は今のところ揺らがないとして、なんとなく件数が増えてるように見える。
そんな印象は大事にするとしましょう。
当事務所調査研究係の最重要年中行事(遠い目)となった、秋の名古屋簡地高裁開廷表調査を来月実施します。一定期間裁判所に通って開廷表から労働訴訟を全部メモっているのです。
秋の実施は5回目、第6次となる今回の調査では、調査期間を昨年より長く、一ヶ月とってみましょう。
これで、少なくとも名古屋では、労働紛争が新興事務所の儲けのネタになってるのかどうかがわかるはずです。名古屋の開廷表では、代理人の氏名がまだ公開されています。
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