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ファイナンシャルプランニング業務の片隅に

事業主向けの業務に関するページを作っています。こんな感じで。

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創業以来労働者側!で活動してきたためHTMLを書きながらお尻のあたりがむずむずするような違和感につきまとわれていたのですが(今も味わっているのですが)、こうした商売でも11年やってると

  1. もとは給料未払いでご依頼くださったのに
  2. その後創業・開業されて
  3. めでたく事業経営を安定化されて
  4. (場合によっては)経営側で「あの労働者なんとかしてくれw」などというご依頼をくださる…

そうした方が片手で数えられなくなるくらいには、現れてきたのです。

そうした方が声をそろえておっしゃるのは

お前のところは労働者側だったよな(ガクガクブルブル)

…どうもこう、経営側になったとたんに攻撃対象にされるような心配を抱いておられるようなのです。従前のご依頼では、労働者側でいったい何をごらんになったのでしょうね(遠い目)

ひょっとしたらそう言う目でこの事務所のウェブサイトを見て、そっと逸走する元お客さま、というのがさらにいらっしゃるのではないか、と思うのです。

別に経営側だから敵だということはないのだよ、というメッセージを見えるところに出しておこう、ということで一つページを作るのですが、さてこれは当事務所ウェブサイトのどの分野におくべきなんだろう?

労働紛争…は明らかに違います。本人訴訟でもない。

手持ちの能力や立場や資産を自由に使ってお金に換えられるひと、というのが対象である以上、当事務所では事業主向けのサービスを、ファイナンシャルプランニング業務の一種と見るのがよさそうです。

他事務所だったらこの業務専門でウェブサイトを一個つくるくらいの重点分野になるんでしょうけれどね。

さらに考えてみたのです。

  • ここ半年で出くわしたロクでもない事業主たちと。
  • その対極に位置する事業主さんたち。

前者を避けて後者に近づくにはどのようなサイトであったらいいだろう?

だいたい当事務所で相手方として現れる前者は自分の立場の割に、適当に持ち上げられたり人を下に見るのが好き(いまどきの若者はあまりガツガツ働かないよね…とか言いながら、経営してるのはつまらないアダルトショップ、とか)、経営上はこざかしいテクニックの偏重や順法精神の軽視、一発当てるとか三年で上場とかみんなでビッグになろうぜ、的な妄想がお好き、まぁそうした方々でしょうか。

その対極の方々は…というと。

まぁこれはいろいろだ、ということにしましょうか。意を決して開業された人、副業であると自覚して不動産経営や太陽光発電を選んだ人、類型として見ないのは、親の事業を継いだ人でしょうか(これは、継ぐほどの事業をお持ちなら関与する専門家もお持ちだから、ということかと考えます)。

そうしてみると、『地に足のついた副業』を営む人、に向けてメッセージを出すのは決して悪くなさそうに思えてきたのです。うまくいけば、あまり他にないページあるいはウェブサイトに育つのかもしれません。まずは一ページのHTML文書を出してみて、おっつけ反応を探ってみることにしましょう。


ところで、今日気づいたこと。

全国に支店を有する司法書士法人の債務整理のサイトに行ったら、こんな画像が出ていました。

消費者金融恐れる司法書士第一位に選ばれました!

ほかにもこのS事務所のウェブサイト、意味不明な日本語がわらわら出てきます。

そうした事業主とは、関わりたくないものです…法人の破産案件でなら、いいかもしれませんが。

2020.12.12修正

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