今日、気づいたこと。2
控訴審でなんとかする、といった本人訴訟の当事者で、実際になんとかできた人はいない。
厳密には一人だけなんとかできた…というよりした人がいらっしゃるのですが、この人は控訴後のご依頼で、第一審での訴訟活動をほぼ完全に否定するかたちで徹底的に指導した結果なんとか一部逆転させたものの、そうした指導を嫌ってか控訴審の判決が出るときには声もかけられなかった、という事案があります。
狡兎死して走狗煮らる、って本当にあるんですね(笑)
今にも負けそうな(というより、すでに負けてる)人にどう関与するかは本人訴訟支援で非常に注意を要するところではありまして、私の場合は関与開始の際にかなりあからさまに認識の甘さを指摘する、それでイヤならどうぞ他事務所へ、という態度にしています。
仮にもお金を出していただいて関与する以上、決定的瞬間までお客さまの好きなようにやってもらってハイ敗訴♪ってわけにもいきませんから…
そう、愛あればこそ、関心をもって接するのですよ(遠い目)
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