仕事が変わる、この一品
お客さまからいただいたデータは、30MBほどありました。
形式はCSVです。
そう、カンマで区切った平文のテキストなのに、30MBあるんです!
この素敵なCSVファイルが当事務所のコンピュータ環境に、はっきりと破綻をもたらしました。
まずEXCELでは読み込みすらできません。三四郎でも不可と言ってきました。かろうじて読み込めたのはLibreoffice(openofficeでも読めたかもしれません)なんですが、ファイルの読み込みに12秒ほどかかるのはいいとして、カーソルキーを押し続けたらキーから指を離しても数秒間カーソルが逸走します。
ここ十年、見なかった感覚です。CPUが40486SXだったPC-9821シリーズのデスクトップで卒業論文書いてたころを思い出します。
さらに、保存ができません(笑)絶対できないというわけではありませんが、数分かかるらしいのです。その間アプリケーションとしては
応答なし
そうしたことがありまして、なんとか編集して保存して印刷して文案に添えて納品するまでに、予定より4日も遅れてしまいました。本当なら先週末には終わっていたはずなのに…
ともあれ、これで先月いただいた裁判書類作成のご依頼4件は全部文案をお渡しすることができました。うち1件が完成して出荷、残り3件も今週末中に出荷できる見通しです。
そうしたわけで、ブログの更新再開です。
3月に計画していた、デスクトップPCのHDD換装を早めることにしました。
- 背中を押したのは、労働紛争の仕事です。このデータはコンピュータのログ、つまり就労状況に関するものなのです。
- 扉を開いたのは、不動産登記の仕事です。今月は、登記のご依頼が少なくとも5件あるのです。
買ったのはこれです。
もともと80GBのHDDにWindows7を入れており、仕事用PCの内蔵HDDとしてはそれで十分足りていたので換装するSSDも128GBで十分。amazonのアフィリエイトで貯めたギフト券やポイント、NTTのフレッツ光を1年8ヶ月ほど使っている間にいつのまにか貯まったポイントをiTunesのギフトコードに変えてヤフオクでぶっ払って得たお金を合計して…
自己負担、数百円での入手となりました。今回はお金のことを心配しなくてよかったようです。
PCに詳しくない同業者さんにはこの記憶装置、ハードディスクのように回転部分がないので無音である(起案中や考え事をしているときにいらいらしない)、ランダムアクセスが圧倒的に速いので膨大なデータの検索やシステムの起動が超高速、でも同容量のハードディスクよりは値段が高い、そういった部品だと思ってください。
換装後、Windows7の起動は55秒から17秒に短縮されました。生まれ変わったかのように速いです(Core i7 860 2.8GHz SATA 6Gでシステムを組んでいます)。Windows標準のインデックス検索を普通に動かしていても全然負担になりません。データにアクセスしても音を出さないため、PCを使っても通常の仕事中はほぼ無音です。
いちどSSDを使ったらHDDには戻れない、と言われるのもよくわかります。僕ももうHDDには戻りません…大容量のデータはLAN内で共有することにして、OSを入れておく内蔵記憶装置はSSDに置き換えていこうと思います。
ところでこのSSD,システムを入れてなお空き容量が50GB以上あまっています。
これに、先月までに整理を終えた30GBほどのDocuworksファイル群を載せて全文検索をかけたらどうなるか、試してみたいところです。
ただこれは、少し先の話にしなければなりません。
今月ご依頼をくださった次のお客さまによれば、なにやら電子メールまわりで15GBほどのデータを提供してくださる、ということなのです。
どんとこい(←虚勢)
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