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増えるお問い合わせ/心当たり、なし(苦笑)

老若男女が、船をこぐ。
春は名のみの、会議室。

先日は業界団体の研修に行ってきました。船をこぎに行ってきたわけではありません。
研修もさることながら、同業者さんに会って最近の仕事量の変化を聞いてきたいと思ったのです。研修後はさらに別の士業の方とお会いして、こちらも仕事量がどう変わっていたのか等お聞きしてきました。お酒もしっかり呑んできたところです。

当事務所のウェブサイトへの反響が、なんだか妙なことになっているのです。
不動産登記のお問い合わせが顕著に増加しているのです。
以下は当然ながら、全部ウェブサイト経由での問い合わせの件数です。

一昨年12月から実施中の、第3次ウェブサイト大改装工事はすでに終了しています。よけいな意地を張るのはやめて(でも、ウェブ制作を外注業者に出さない程度の意地は張って)各業務に関するコンテンツのページの見栄えを改善したのは半年以上前のこと。
不動産登記のページはまっさきに、つまり昨年の1月には、いまのようなページになっていたのです。

ちなみに、昨年1月の不動産登記、フォームからのお問い合わせ件数は1件(失笑)
今年1月のお問い合わせ件数、7件。このほか電話からの問い合わせが3件。

ウェブサイト改装の効果をみきわめるために昨年はお問い合わせの件数を、今年からは業務種別ごとにお問い合わせの件数を記録しているところ、昨年10月は本人訴訟を含む全分野合計で9件しかなかったのを大底にして11月は18件、12月17件、1月28件、今月は16日時点で12件ですので20件行きそうな状況です。

で、今月も不動産登記のお問い合わせは8件入っています。先月とほぼ同じペースといったところでしょうか。

お問い合わせは増えているのですが、どうも困った状況です。
自分が何をやったからそんなことになったのか、心当たりがないのです。

労働紛争の場合は数ヶ月単位でコンテンツを読み込んで(または、依頼するかどうかを迷って)ご依頼をくださることはそう珍しくないのですが、不動産登記でそんなことしてたら、売買が済むか家が建ってしまう(笑)

つまりお問い合わせをくださる方の(特に、住宅取得に伴う抵当権設定の問い合わせをくださる方の)大部分は新しく当事務所ウェブサイトをごらんになった方で、そうであるならばウェブサイトの改善等施策から問い合わせ件数増減へのタイムラグはあまりない…はずだ、と思っていたんです。消費増税対策の駆け込み需要、というわけではないようです。財産分与や相続登記の問い合わせも増えていますから。

不動産登記のウェブサイトは、ここ3ヶ月ほどは手を入れていません。昨年10月頃に費用の計算例のページに画像をつけた程度です。

いわゆるABテストは、すぐ実施できます。
画像をつけたページを画像がないページに戻してお問い合わせ件数が元に戻ったら=激減したら、その施策に効果があった、ということになります。

怖くて実施できないところに、決定的な問題があります。

さて、明日は名古屋市郊外まで、抵当権設定の登記を出しに行ってきます。
そのご依頼を受ける準備をしていて気づいたのは、名古屋市内にはまだ日本政策金融公庫の抵当権設定登記を積極的に受けるという司法書士事務所のウェブサイトがないらしい、ということ。

事業資金の抵当権設定登記費用のページを新設してテストを実施するだけなら、やってみたほうがよさそうな気がしてきました。

最初は画像のない、費用計算例のページを公開してみましょうか。

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