さすが、大先生のブログ
僕の執務状況をみて、補助者さまが言うのです。
- このときだけブツブツ言ってる
- (僕が)ちっとも楽しそうじゃない
- (彼女も)どこが楽しいのか全然わからない
ええと…今週は移転→設定の立ち会いがつつがなく終了したところです。
不動産登記嬉しいなー(遠い目)
さて今回の立ち会い、10時にはじまって10時15分と銀行さんからのご融資があるとは到底思えない早さで終了しました。5分前に到着したと同時に、銀行さんから素早く抵当権設定登記関係書類を渡され、何かに追い立てられるかのようにチェックして預かり書に捺印し、ようやく所有権移転の書類のチェックに入れます。こちらも大丈夫、とここで10時5分頃になったでしょうか。
売り主の不動産業者さん:「(買い主さんの)抵当権設定ないんですか?」
僕:「いえ、ありますよ。所有権移転の書類もOKなんですが、(この部屋にはいない、銀行の)担当さんにお伝えしてきたほうがいいですか?」
売り主の不動産業者さん:「いえ、もう(売り主側に)入金があったようで」
売り主さん&僕:「ええええええっ?」
なんと今回の銀行さんでは、僕が(一応、ここでは唯一の司法書士が!)抵当権設定登記が無事に可能かどうかの書類チェックの結果を待たずに融資実行→売買代金の振り込みを終わってしまった、ということらしいんです。
これはすごいね、初めて見るよね、と部屋の外を気にしつつも妙な盛り上がりを見せる応接室。どこかのローカル都銀とはえらい違いだよね、という名古屋ではお約束のテーマでさらに盛り上がります。
ところで僕より数倍長い業歴を誇る売り主の不動産業者さんには、もう一つ初めてのことがあったそうです。
インターネット経由で担当司法書士が選定される、ということが(汗)
僕は今回、買い主さん側から指定されて訪れたのですが、やはり売り主さん側は印鑑証明書等をあずける関係上、なかなかいつもの司法書士さん以外の人を使いにくいとお考えなのだとか。
大変ごもっともですが
「たとえば当事者が遠くにいて司法書士をそこに派遣する必要があるような案件は好き得意です」
と申し上げて参りました。お預かりした書類を見ると…なるほど法務局の近くに事務所がある大先生の事務所とお取引があるのですね。
無事に登記が終わり、おやつの時間になりました。さきほどお預かりした権利証の表紙には事務所のURLが書いてあるので、その大先生のウェブサイトをみてみます。見れば思いきり、登記の事務所です(当たり前か)
ブログは本職ではない方が担当しているようで…全然仕事の話が出ていません。ちょっと残念です。
が、しかし。気になることがあります。
ブログの各記事の終わりに必ず、おなじ文章が入れてあるのです。
名古屋市緑区を中心に信託登記に取り組んでいます。信託・立木・観光施設財団・建設機械の登記ならすずきしんたろう事務所へ!
みたいな(上記はあくまでも例です)
いまどきそんな姑息なテクニックでSEO対策になるもんかよ、と文字通り冷笑して『名古屋市●●区 ●●登記』と、検索かけたら。
一位にdaishoyasan.jpのページが出てきたのはまぁ当然としましょう。
五位にその大先生のブログが、しっかり出てきました!
- おおおおおおなんと言うことだやはり大先生には勝てぬのか、と倒れ伏す代書人。
- 効果があるならやってみればいいじゃないですか♪、と涼しい顔の補助者さま。
ただ、これはSEO対策としては邪道だと思うのです。記事本文とまったく関係ない文章を一律に各記事へひたすら入れ込んでいく、というものになるので。
仮にこのブログでそうした施策を試みるとして、どんな文章ならこのブログの中身と齟齬を生じないでしょう?
やっぱり、出張を伴う登記、でしょうか。これをやってみるべきか、少し考えてしまいます。
さて、ksさんには久しぶりのコメントありがとうございます。
マルチモニタの作業環境でなくてもモニタをアームにつけて運用する、というのは机が広く使えますし、モニタを好きな位置に動かして使える、というのは特注でなくても結構いいものですよね。
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