BJC-465JのブラックインクカートリッジにBX-20Sを代用する件(追試)
それは昔、ぼくがまだ腐れ行政書士調査士事務所の丁稚=補助者だったころ。
A3判対応のインクジェットプリンタを買ったのです。CanonのBJC-465Jです。
たしか平成11年末に買ったこれがまだ当事務所で現用機として働いていたところ、詰め替えインクの充填を繰り返して使ってきたカートリッジがいよいよ駄目になりました。
この純正品インクカートリッジ=BC-20は、数年前に製造中止になっています。
その代替として、同社のファクスに対応するカートリッジ=BX-20が事実上同じものとして使える情報はネットで入手できていたのですが、これまで試す機会のないまま現在に至りました。
一昨年、BX-20も製造中止になっているのですが、この後継として純正のカートリッジが発売されています。
それが、BX-20Sです。市場実売価格4千円台前半。
勇をふるって試してみるには少々お高い金額ということで、BC-20の最後のストックと本体とどちらが先に壊れるか様子をみていたのです。昨日めでたく、カートリッジのほうが先に天寿を全うしました(合掌)
A4判ならプリンタそのものすら買える金額で取り寄せたBX-20Sは、特段の支障なくプリンタに装着できています。
本機をお持ちの方には、いつものBC-20、あるいはBX-20とは違うカートリッジであることがおわかりになると思います。
気になる印刷結果ですが、BC-20での出力とまったく違いはありません。
ただし、装着直後に出力したノズルチェックパターンの直線と印字テストを行ったあとで出力したノズルチェックパターンの直線を比べると、一見して後者のほうが太い、という違いはあります。
これが太い状態で固定されるのか、印刷前後で印字品質が違うのか、そのほか長期にわたる使用で問題が発生しないのか、は何ヶ月かかけて試してみるつもりです。もちろん、詰め替えインクが普通に使えるか、も。
なお、本件はamazonのユーザーレビューで、他機および本機ですでに実施された結果が投稿されています。ですのでたぶん大丈夫だ、と思っていたのですが、現時点では『一日だけなら確実に大丈夫』ということで。
ところでこのBJC-465J、印字速度は墨でも磨ってるのかと思えるほど遅いし用紙は一度に5枚までなら気ままに重走させるしインターフェイスはパラレルしかないのですが、それらが受け入れられるなら(苦笑)
机の上に置けて奥行きが30CM未満で裏紙から封筒から抵当権設定契約書まで印刷できて詰め替えインク使い放題で14年使ってもビクともせずMS-DOSからWindows7まで対応している、これって実は名機なのかもしれません。
少なくともこの奥行きでA3対応手差しOK、という代替機がありません。
いっそ、復刻再販してくれないかしら(笑)
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