10位じゃ、ダメなんですか!?
検索結果の最初の1ページ=10位以内に表示されるページとそうでないページの来訪者数は全然違う、といいます。
実際にはそれよりずいぶん厳しい、ということがわかりました。
それは一ヶ月前、5月19日のこと。当事務所ウェブサイト内で最大の来訪者数を挙げていたページのアクセス数が、文字通り暴落しました。
以後、このページはほぼ壊滅状態のまま現在に至っています。
『給料未払い』というキーワードでの検索順位が、2~4位から10位台後半に落ちていたのです。
その後半泣きで講じたいくつかの施策のおかげでどうやら10位以内、といっても9位に入る程度まで戻してきたのですがアクセス数は回復せず。どうやら10位以内につけていても、検索エンジンからの流入は5位くらいより上のページとは全然違うようなのです。
5月19日の順位低下は『給料』『給与』といったキーワードで上位表示されていた各ページに発生していたようで、これらのキーワードを使っていない不動産登記関係のページはむしろこの期間、少しずつアクセス数を上げてきています。そうした施策のために、ウェブサイト全体のアクセス数は少しずつ復調してきています。
…とはいえ、今後もしなにかウェブサイトの管理をミスってドメイン単位でペナルティを食らったら、大げさではなく事務所が潰れます。今や監督官庁より業界団体より恐いです。googleが(笑)
さてそうすると?
世の同業者さんたちはどうやってウェブからご依頼を誘致しているのでしょう?トップ10位の前半に入っていてようやく大規模な流入が見込め、それ以下は依頼につながるのを期待するだけ野暮、21位以下はほぼ無いも同然、と考えてよい状況の中でみんなPPC広告に依存する、ということになるのでしょうか。仮にそうやって有料で流入を誘っても、それが依頼につながるものなのでしょうか?
このあたりのことをすでに実施しておられるかたに、一席設けてお話を聞いてこようかと思っているところです。僕としてはあくまでコンテンツの自然な充実を経て検索エンジンから、つまり有料広告に依存しない流入増大を図りたいのですが…見てもらえないサイトは無いも同然、ですからね。唯一安心材料なのは、この間そんなに労働紛争関係の問い合わせは減ってない、ということ。
ビッグキーワードで上位を取りにいくことは必ずしも依頼増加につながらないというべきなのか、せっかく取った上位表示で依頼者を逸走させているサイト運営に問題があるというべきなのかはさておいて、引き続きあれやこれやの手を打ってもとの位置に戻せるのかは、技術面で興味深いテーマです。これが思い通りにできるなら、いよいよウェブコンサルティング業者への転職も夢ではありません…身を助けそうな芸は、常にもう少しほしいものです。
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