世の中が 甘くありますように…?
閉庁前ぎりぎりに地裁庁舎に入り込んで、なんとか申立書を出す事ができました。
これで今日の仕事はおしまい。裁判所の向かいにある県立図書館5階の食堂にふらふらとたどり着いた40がらみのおっさんに、店員さんはなかなか盛りのいいソフトクリームを出してくれたようです。
今日はお昼を食べておりません。きっとなにか起きるだろうなと思って臨んだ決済の立会でちょっとなにかが起きまして(苦笑)おかげで今日は銀行→区役所A→事務所→区役所B→法務局→裁判所と市内のあちこちを巡り歩いておりました。
…世の中がもう少し甘いといいな、と勝手な期待をこめて、甘いものを頼んでみた夕方であります。
さて、僕が言うのもどうかと思うのですが、実際のところ司法書士の登記の報酬は安けりゃいいなどということは毛頭ありません。そんなものを探すよりまず銀行さんにお客さま指定の司法書士を使っていいかを確認してほしい、ということその他司法書士側にしてみれば基本的なことなのに依頼人側からすればそうでもないことがいくつもあって、それが巡り巡って登記の費用の不透明感を醸成している気もします。もちろんお客さま側になんの問題もないかといったら全然そうではなく、お問い合わせをくださる方の性質によっては粛々と金融機関指定の司法書士を使うよう推奨する、ということは当然あるわけで。
たとえば最近当事務所ウェブサイトの不動産登記報酬額基準に検索エンジンからの直接流入が多発しているのですが、どうもそれに書いてある『書類の作成』の報酬が手続きの報酬だとお考えらしい方もいらっしゃるのです。所有権移転登記書類作成2万円、と書いてあったら2万円で手続きが済む、と。
…司法書士からみれば、「オイ付属書類の作成報酬はゼロ査定かよ」
…お客さまからみれば、「なんだそのわけのわからん費用増加は」
そんなことになるようで(苦笑)。
なにかの説明が必要な余地が、その隙間に結構ありそうな気がします。もちろん僕からみても即決で受託不可にできる見積もり依頼もありますし、一方で何かを間違った報酬体系をお持ちの同業者さんもいらっしゃるようなそうでないような。
-これまで聞いたなかで最強のトピックスは、本人確認情報作成報酬で一件15万円の請求をぶつけられたというものですが-
このあたりに、新しいコンテンツのネタや依頼誘致の可能性があるような気がします。
もう何千字か何万字か、提供する情報量を増やしてみたいところです。
作業時間はありそうです。
今月はもう登記のご依頼がないことだけが、確定しています。さすがにこれから月末の決済の立会をやってくれ、などと言われたら、喜ぶ前にまずその依頼人とその回りの方々に何が起きたのか…ちょっと考えてしまいます。
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