暫定公開という言い訳
ウェブサイトを運営している同業者さまには、新たに追加したコンテンツが検索エンジンに反映されるようになるまでどのくらいの期間があるとお考えでしょうか?
…そもそもお前んとこみたいしょっちゅう更新してねーよこっちは仕事あるからよ(冷笑)、などとおっしゃらないでくださいね。
これは各ウェブサイトの更新頻度にも依存するようですが、当事務所ウェブサイトでは概ね一週間くらい、ということになっています。基本的には各ページへ検索エンジン経由の直接の流入を目指してコンテンツをつくっているので、この一週間待ち続けるのがかったるい、ということに先頃ようやく気づきました。
そんなわけで。当事務所ウェブサイトでは今月末をめどに、労働紛争以外の本人訴訟についてページの拡大改装をおこなう予定ですが、その核になるあたらしいコンテンツを先に公開してしまいます。人間さまにというより…検索エンジンがリンクをたどって捕捉してくれればいいな、と。債権差押命令の本人申し立てを企図する方への情報提供を狙ったこのコンテンツ『ひとりで できるもん!?債権差押命令申立』に加えて、既存の裁判傍聴のコンテンツ『誰でもできる傍聴のしおり』もデザインを改装して本人訴訟のページに移動することで、新しいサイトはとりあえず本人訴訟の入り口と出口(の、他の人があまり情報提供しない部分)のコンテンツを持つことになります。
このブログの左サイドバーからリンクしている裁判書類作成のご案内のページも同じデザインをつかって綺麗に書き換える予定です。それらの完成を待つのがイヤなので、今回の暫定公開になった、というわけです。
検索エンジン対策でのリンクといってもこのブログで何か言うと必ず何人かの素敵なお客さまがリンクを踏んでくださいます(微笑)。ごらんのとおり、労働紛争解決支援のページが青色を基調にし、ファイナンシャルプランニング業務のページが緑色を基調にしているところ、今回新装する本人訴訟のページは茶色が基調色になりました。
青色は優秀、緑色は平和、そして茶色は信頼…などという意味を込めてはおりません。もちろん、そう誤解されるぶんにはどうぞどうぞ、ということで。
なんであれ各分野とそのページはそれぞれ別物として考えてもらってかまわない、というよりそうあるべきだけれど…別のドメインをとるほどのお金はかけたくない、その程度の思惑を持たせています。
今回の本人訴訟のページ新設工事に際して、悩んだこと。
改装済みのページで採用したテンプレートでは、フッタ部分にエンボス調の英字をつかって事務所名(当初は、Sample Office)が入れられるようになっていました。
事務所名では芸がない、ということで業務分野を入れてあるところ、では本人訴訟って英語でなんていうの?というところでサイト改装工事が三ヶ月ほど頓挫しておりまして(失笑)
和英辞典ではどうにもならん、ということは年明けにはわかっていたのですが、こんなに自分の要領が悪いとは思ってもみませんでした。しかたなく英語圏の法律関係のサイトをあたったところ、Canadian Judicial Councilのサイトで発見できた下記の表現で、意味としてはかなり適合的だ、とわかりました。
もっとも、直訳すれば自分で自分の代理、ということで代理人の存在を前提とする表現になってる気はしますが…きっと誰も気づいたりしないでしょう。要は飾りです。そうしたわけで、こいつをフッタ部分に入れてあります。くだらないことにこだわって時間を膨大に投入するのはこの事務所の芸みたいなものですが、それでも何らかの結論にたどり着けて妙に気分がよかったりします。
さて、来週日曜日までに他のページもひととおり作って、本公開までもっていかねばなりません。夜なべ仕事が続きそうです。
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