四万字の追加
毎月2件あればいい、いや、気配が感じられるだけでも嬉しい、と思っていた不動産登記のお問い合わせが、なぜか2件も入ったこの週末。
黙々と、本人訴訟関連のコンテンツ作成にいそしんでおりました…それらの問い合わせを二件とも謝絶にして(苦笑)
おかげで、予定より二ヶ月ほどおくれて新しいコンテンツを脱稿しました。テキストベースで85KBほどあることになっています。
全角1文字は2バイト、改行など若干の付加情報を含むけど実際何文字あるのかな?と思ってテキストエディタに数えさせてみたら。
あと12文字で4万字、と出ました。債権差押命令申立を本人が行うための説明をおこなうこのコンテンツと裁判傍聴に関する既存のコンテンツのデザイン改装工事を核に、(労働紛争と関係ない)本人訴訟に関するウェブサイトを新設するつもりです。既存のファイナンシャルプランニング業務・労働紛争解決支援に加えてもう一つの大分野、ということで、これができあがるとだいたい当事務所ウェブサイトの骨格ができることになるんですが…
この夏で創業から十年たつのにそこまでたどり着いてなかった、と(苦笑)
それはさておいて。テキストサイズ40~60KB程度のよくできたコンテンツが一つあると、検索エンジン経由で一日数十件程度の新規流入が期待できます。今ある内容証明の自作に関するコンテンツのサイズが大体60KBです。
この新しいコンテンツが狙い通りの効果を発揮してくれれば2割から3割程度新しいアクセスが増え、それが巡り巡って数ヶ月後の数%程度の依頼増加に結びつく…はずなんですが、なんとかそれまで事務所をもたせなきゃ。
今回謝絶にした不動産登記のお問い合わせは少し(コンプライアンス上)おおらかな対応をすればお受けできたかもしれない性質のものだったので、なにかの工夫をすればよかったかと思っています。
いい加減にやる、というのではありません。いずれも県外の方が関わるお問い合わせだったので、交通費の請求をちょっと忘れたふりなどして登記義務者に直接面談にでかける段取りをしてしまえば順当にご依頼に至ったのではないかしら、と(遠い目)
さて、今回のコンテンツ脱稿で空いた作業余力で、つぎは久しぶりに不動産登記のコンテンツを作ってみたいと思うのです。一つは、かつてあった『司法書士への、不動産登記費用の相見積もり』の適切な取り方を解説するコンテンツの改装再公開。これは、問い合わせをうけたとたんに依頼謝絶、になるパターンを減らしたい、という思惑を込めています。
もう一つは『遠隔地(田舎の実家)・農地・山林の登記』に関するコンテンツの新設なんですが、これは急いでも何ヶ月かはかかりそう。でもうまくやれば、出張ができて楽しく、(あまり儲からなくても)事務所の経営を今より改善して社会的に意義のある仕事の誘致につながるものと期待しています。
そうしたわけで。とりあえずコンテンツ増やせばなんとかなるんじゃないか…そんなウェブサイト運営、ひいては事務所運営を、人にはこう説明しています。
「規制緩和による増車にともなう売り上げ減少を、さらなる増車で乗り切ろうとする田舎のどうしようもない間抜けタクシー会社とだいたいおなじです」
まぁ、しわ寄せをくらう労働者が僕だけなので別にいいか、と思っています。
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