『新規開拓』はいかが?
先日のこと。急いでないときにかぎって高速バスはオンタイムに運行されるものだ、というマーフィーの法則にしたがい、名古屋からのバスはほぼ定刻の11時半に三ノ宮バスターミナルにつきました。お客さまとの待ち合わせ時間までには1時間半ほどの余裕があります。
…こんなときには。新規開拓ですよ。
新しいランチのお店を探すべきだ、ということで三ノ宮駅北側に回り込みます。適当な路地に適当に潜り込むと、中華料理店とインド料理店とタイ料理店が並んでる一角がありました。
※懐具合の関係上、牛だの肉だのといったお店は軽く無視、ってことで。
一瞬狂喜しかけましたがタイ料理店と中華料理店はまだ営業時間外。タイ料理店の営業時間を待ちたかったのですが、それをやってしまうと食事終了後にお客さまとの打ち合わせにのぞむことになります。それはいけません。
同じく営業時間外の看板は出しつつも店は開けていたインド料理店に入ります。打ち合わせを終えて帰宅したら晩ご飯の時間を過ぎてしまう、ということで1050円のランチを頼むことにしました。今日の日替わりのカレーはなにか、と店員さんに尋ねたら
「モゴモゴモゴのキーマカレーね」
とのこと。じゃあ、それで(苦笑)
ややあって、出てきたのはほうれん草のキーマカレーでした。
- モゴモゴモゴ
- ほうれん草
語呂が似ているような気もします。いえ、きっと似ています。
ランチと打ち合わせをそれぞれ無事に終えてこのブログを書きだしたところ、お店の名前を知らないことに気づきました。珈琲の青山の西側の路地を北へ入って約50mほどのところにある、ということでもう一回行けばわかるから…まぁ、いいか。その路地への入り口には『アボガド料理の店』の看板も出ていました。当分のあいだ、兵庫県からのご依頼・打ち合わせは楽しいものになりそうです。
次の日。今度は自分が新規開拓される側に回ったようです。
朝からかかってきた見慣れぬ市外局番の電話の主は同業者さん。その先生はかんたんなご挨拶のあと、おもむろにこうおっしゃるのです。
(業界団体で)研修を担当していて…
「どきどきしてきましたね」
要件をいわれる前に軽く突っ込んでみせたいタイミングです。早くもお話しの筋が見えてきました。似たような展開の記事さえ、数年前に書いていたことに気づきます。
電話回線の向こうとこっちで、しばし乾いた笑い声。
他県の先生から、研修の講師のオファーがあったのです。もちろん労働法関係ではあるものの…三ノ宮よりはるかに遠い。バスでは日帰りできない(新幹線ならできる)
実にいい季節の、そして実にいい街からの初めてのご依頼ですのでお受けしたいところなのですが、少々わけあって即答を避けています。この県の同業者さんからは昨年秋に一件お問い合わせの転送を受けたこともあって、少なくとも同県内でお二人は僕と面識はなくても僕をご存じだ、ということもわかりました(笑)
例によって補助者さまだけが、実に楽しげにしています。彼女は上記の経緯を一通り把握しているほか、どうやら僕が研修ごとに作る教材に何らかの期待を抱いているようなのです。
困りました。
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