一万円で行く、東京出張1泊2日
今年初の東京出張を設定することになりました。2月12・13日の実施で、ありがたいことに登記のお客さまとの打ち合わせが入っています。
いい条件でのご依頼があるときには得てして出張日程もおおらかになってしまうもの。あまり急いでいく必要がない、ということで安さ優先、ただし公共交通機関を利用することにして一泊二日の出張日程を組んでみることにしました。
まず本屋さんにでかけます。『じゃらん』の今月号を480円で買うと、1000円ぶんのじゃらんポイントがついてくるようになっています。差し引き520円の利得になります。
僕はbiglobeのデータ通信サービスを利用しているため、『gpoint』のサイトからじゃらんのサイトにログインして予約をかけることで200円ぶんのGポイントが後日もらえます。これをbiglobeの利用料金200円に充当できます。
予約するのは、浅草のいつものビジネスホテル。一泊4400円ですが先ほどのじゃらんポイントが使えるため、実質負担としては3820円となりました。じゃらんのサイトでは平日の正規料金11000円などと書いてありますが…きっと何かの冗談です。
どうせならさらに安く、ということでいつも利用する知多シーガル号ではなく、東名ハイウェイバス昼行便の『早売3』を使います。出発日3日前までに予約でき、高速バスネットから決済することで、名古屋-東京間は片道2910円になりました。出発前日まで予約できる早売1の設定しかない知多シーガル号を使った場合より千円弱安くあがっています。
そのかわり、所要時間の短い超特急または新東名スーパーライナーの早売3・1はわりと早く満席になります。僕はなるべく窓側一人だけで座って行きたいので、所要時間の遅い朝7時名古屋発の特急に予約を入れました。最速の便より約1時間遅いのですが今回はあまり急いで行く必要がありません。東京からの帰りは、17時30分に出る東京-名古屋間ノンストップの新東名スーパーライナーではなく、あえて17時発の超特急を選びます。そのほうが空いてるからです。
安いから、といって赤やピンクのツアーバスを利用するつもりは毛頭ありません。あれで事故った場合、僕のクレジットカードについてる国内旅行傷害保険から保険金が出ません。
-だいたいのクレジットカード自動付帯の国内旅行傷害保険は、『宿泊を伴う主催旅行』『公共交通機関搭乗中あるいは駅構内』『宿泊施設内』での事故を補償するもので、片道だけ使う団体旅行の性質を持つツアーバスは上記いずれにも該当しません-
…というより、儲かりそうな区間にだけ雨後の筍のように参入してそうでないところは相手にもしない、という商売のやり方が気に入らないのです。●●なご依頼は片っ端から法テラスをご紹介、という考え方に似ている気も…しますけど(苦笑)
とにかくこれで、今回の出張費用は名古屋-東京間の交通費5810円、宿泊費3820円、合計9630円となりました。実施後はじゃらんポイントやらGポイントやらクレジットカードのポイントやらが、金銭換算でだいたい三百数十円ぶん残るはずです。
つまり。
これなら東京簡裁で訴訟代理するにしても、交通費日当込みで一出頭1万5千円もらえればもう十分贅沢だ、ということでしょうか。世の職業的訴訟代理人のなかには、事務所から数分の裁判所でもとにかく一出頭1万円取る人もいるようですし…これなら請求しても暴利にならないような気がします。
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