福岡空港まで 8640円
沖縄県内(本島ではありません)へ宿泊費交通費等合計6万円の出張を提案したら、かえってお客さま本人から採算性を問われてしまった…という前回の記事。利益はないけど成立はする、という話です。
昨日は名古屋駅にあるJR東海バスの旅行センターにでかけてきました。名古屋から福岡への東九州へのバス&フェリー連絡きっぷを買うためです。
このきっぷは名古屋から大阪への高速バスと大阪南港から北九州新門司港への名門大洋フェリーのきっぷがセットになっているもの。フェリーで2等洋室(2等寝台に相当)を利用する場合の発売額は6880円です。発券時点で予約が取れなければ発売できないのと発売場所が名古屋市内ではJR東海バスの旅行センターに限られるうえ九州側で発売箇所がない制約はあるものの、これまで利用していた方法(高速バスネット割適用+フェリーはシティラインカードで2割引)より1000円以上安くなり、特に不都合な点はない…はずです。
所要時間と乗り継ぎ時間がとっても長い、ということを除けば(遠い目)
今回の出張では福岡空港に12時頃に着けばよいため、北九州新門司港に朝8時過ぎに着く2便船を利用します。港からの送迎バスが着く小倉から高速バスで福岡空港まで1200円、大阪市内と名古屋市内の地下鉄等で560円かかるため、この事務所から福岡空港までは片道合計8640円となりました。
これに福岡空港発3泊4日で目的地の島までの企画旅行商品が42800円。名古屋-福岡空港を上記のパターンで往復すると合計6万80円で少々足が出そうですが、小倉-福岡空港の高速バスのきっぷを金券ショップで買ってしまえば大丈夫なはずです。一方でお客さまの懐具合を査定するわけではありませんが、利用日28日前まで発売の航空券早期割引と3泊分の宿泊手配を別におこなうと総費用推定6万5千円程度になっているはず。中部国際空港発で同じ島へ3泊4日の主催旅行商品を探すと最も安いのは5万9700円ですが空港までの交通費が2千円程度かかってしまうため、その島へは福岡経由が最安だ、という妥当な結論が導き出されます(笑)お客さまから依頼を受けている日数は2日なのに出張行程が最低5泊6日必要なのはとりあえず無視しましょう。
ところで今回利用する連絡きっぷ、リンク先のウェブサイトに説明がないので窓口で確認したところ利用日当日でも発売を行うとのことでした。電話でフェリーの予約を行うため、発券には数分程度時間がかかります。券面にはフェリーの等級をアップグレードするのは乗船時に差額を払えば可能だとあります。
この出張が主なのか従なのか結局分からなくなってしまった9月初旬の九州旅行は、沖縄から帰ってくる9月5日から数日間、ということになりました。安い宿で連泊するのを長崎県か熊本県あたりでやってみるか、九州内のバスが乗り放題になるSUNQパス全九州版を買って南九州に足を伸ばそうか、あれこれと考えています。
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