通信費 減らしてみようと思ったら…
三月も初めのこと。出張先から帰るバスの中で、携帯電話のメールに書いてあったURLをいつも通りクリックしようとして…慌てて中止しました。
今月から携帯電話でのパケット通信をしない、と心に決めていたのです。
危うく三日坊主になりかけた決意をなんとか守り続けて、二週間。
いつもならパケ・ホーダイシンプルの上限4410円がとっくに加算されているはずの来月請求額は、しっかりと一千円台をキープしています。いい気分です。
このまま携帯電話でのデータ通信をせずに終えれば、携帯電話の料金はこれまでより6千円弱減少するはずです。一方で今月から、biglobeの3G回線接続サービス(デイタイムプラン1980円)を契約してAndoroid端末からデータ通信できるようにしたため、順当にいけば毎月4千円弱、通信費を減らせるはず。
結局、僕も二台持ちになってしまったのです。僕の場合はガラパゴス携帯を通話とメール確認、3G回線でデータ通信ができるLifetouch Note(lキーボードがついたAndroid端末)をウェブ閲覧やナビゲーションやリモートデスクトップに使う、そういう方法で。Lifetouch Noteは電話ではないので二台持ちとは言わないのかもしれませんが。
端末そのものがこれまで持って歩いていたサブノートPCより軽くなったこともあり、ここ二週間いろんなところに連れ出して快適にデータ通信ができる環境を楽しんでおりました。鞄のポケットから取り出してパカッと開けば即時に立ち上がっていて通信も確立できている、デイタイムプランが使えるのは2時から20時までの間だけれど、夜はだいたい家に帰って無線LANが使えるか、宿泊施設のブロードバンド接続が活用できるはずだし、いざとなったら携帯電話からSIMカードを引っこ抜いてLifetouch Noteに挿せば通信そのものは途絶しない、悪いことなんか一つもないさ…と。
そんなある日のこと。久しぶりに開いたbiglobeのメールアドレスに、biglobeからのお知らせが入っておりました。
【重要】「BIGLOBE 3G」の通信速度が低下している状況について
見ればこのサービス、どうやら契約者を詰め込みすぎたらしく通信速度の低下が顕著になっているのだとか。今月は新規の契約を受け付けない、と言ってるということはそうとう切羽詰まっているのでしょう。
こんなときにはわかりやすい某巨大掲示板を見ると、なるほど怨嗟の嵐が吹き荒れております。
僕も今日、通信速度を確かめてみたのですが日中に300KB/Sほどを一瞬出したのが上限で、あとは120~70KBあたりをうろうろしています。はは、呑気なもんだ…って今日は3月も14日。biglobeがこのサービスの新規受付を停めたのが9日。つまり速度低下はそれより前からあったはずで。
それに全く気づかずにこれたのは、幸せなのか不幸せなのか判断に迷うものがあります。ともあれ、携帯端末が一番活躍するカーナビの利用が、そう高い通信速度を確保できなくても使い物になることがわかったのはいいことなのでしょう。
某巨大掲示板では解約ラッシュになっているらしいbiglobe 3g。僕はこのまま使い続けるつもりでいます。データ通信への要求度が高い集団が逃散してしまえば案外使えるサービスに戻るかもしれませんし、これ以上接続速度が悪化してくれさえしなければいい、ということもわかってしまったので。
でも。
サービス提供開始一ヶ月強で新規受付停止、っていったいどんな破綻があったんでしょう(笑)
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