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こちら、呑気なFP事務所

 当事務所では僕も補助者さまも2級FP技能士の資格を一応持っています。だからといって相続やら保険の仕事がホイホイ入ってくるわけでもありませんで、どちらかというと日常の生活費を減らす方向に関心が向いております。さて今日は

「マウスが無いんですよ」

出勤してきた補助者さまに話しかけてみました。彼女至って淡々と、紅茶の支度をはじめました。僕のPCと彼女のPCは、いずれもデスクトップなのでキーボードとマウスが必要ですし先日まではあったのですが、今日は僕のPCにマウスがありません。さらに説明しないと振り向いてもらえなさそうです。

「ヤフオクで売ってしまいました。お金に困ったので」

・・・ウソの下手な男の子を見とがめるお母さんの顔をした従業員が、雇い主の目をじっと見つめてきます。どうやらこの手の冗談にはもう飽きたらしく、どうしてそんなことを言うのか、とおっしゃる。

実はここ数年間死蔵していたPC-9821シリーズデスクトップPC三台を相次いでヤフオクで売却していたところ(動作品なら一台数千円で売れるんですよ)、最後の一台のマウスのボールがない、ということに気づいたのです。やむを得ず普段使っているデスクトップPCのマウスからボールを取って出品物に移し替え、めでたく昨日出荷に及んだのですが代わりの入力デバイスを調達するまでキーボードでオペレーションすることになりました。

そんな話をしているうちに、お茶が入ったようです。もう少し無駄な話を。

「実はこのほどスマホを買うことになりまして」

さすがにこのトピックスは無視されずに済みました。つい三週間ほどまえに、スマホではないandroid端末(Lifetouch Note)に対応しないアプリをインストールするためにあれやこれやの試行錯誤で一週間を費やした、という記事を書いたばかりではありますが、ともかくスマートフォンを買います。これにも種や仕掛けがありまして

このところ、携帯電話の通信費を減らす方法をあれこれ考えておりましたところ、他社のデータ通信を利用することで、ともかくDocomoへの支払いは毎月7千円強から2千円弱に圧縮できる見込みが立ちました。しかしながら毎月税込み314円の『ケータイ補償お届けサービス』が残っており、これが少々目立ちます。毎月このお金を払ったら、水濡れや紛失に対して代替機の提供を受けられる…というこのサービス、まぁ一種の損害保険みたいなもので、使わない人にとっては単なる安心料です。

ならば、全損に対して適切に対策ができていればこのサービスをやめてもいいわけだ、と考えたのです。

さてこのサービス、二年続けて無事故であれば機種変更時に2000円ぶんのポイントをくれます。僕はこれに該当しており、さらに2400円分ほどポイントがたまっていますが特に交換したいものがあるでもなく、まさに死蔵しているポイントです。

この状況下で先日から、Docomoのご愛顧割=一定条件下での機種変更時の値引きが拡大された、と知りました。調べてみれば値引き後一万円程度で新しい端末が手に入ります。ヤフオクで数千円のスマホを落札するよりいいに決まっています。慎重に対策すると、

  1. 一万円強の端末を買って
  2. 死蔵しているポイントと、ケータイ補償お届けサービスを利用しなかったことで付与されるポイントを即時に使うことで購入価格を6千円弱に抑えて
  3. 利息0%24回払いにしてしまえば本件端末購入による各月の支出は300円弱。
  4. 買った端末はただちに貸金庫に入れるなどして厳重に保管し、利用しない。実際にはこれまで利用していた携帯電話をそのまま利用し、こちらになにかあった場合にはsimカードを新たに買った端末に差し替えて利用する
  5. ケータイ補償お届けサービスは新端末導入と同時に解約して、この支出をカットする
  6. これで月額50円程度の電話代削減になり、最新鋭の端末を予備機にできる。スマートフォンであっても使わないなら通信費用を気にする必要はない

完璧でしょう?と補助者さまに申し上げたのですが、やっぱりご納得いただけなかったようです。貸金庫云々はもちろん冗談ですが、実際問題として負担ゼロ、というより電話代を減らしながら、いざとなったら活用できる新鋭機を一つ詐取してしまった気分はします。これで手持ちの通信端末は

  1. 普通の携帯電話(SH-06A) Docomoのsimを挿して日常利用する。電話の待ち受けとメールに使う
  2. キーボード付きAndroid端末(Lifetouch Note) biglobe 3gデイタイムプランのsimを挿して日常利用する。データ通信はこちらで行う
  3. スマートフォン(SH-12C) 1.の電話の機種変更名目で購入するため、挿しておくsimはない。必要があれば上記二者のsimを挿して使う。

通信費削減、という観点からすれば筋が通っているように見えませんか?最優秀な新人を獲得後ただちに二軍に編入しているようにも見えるかもしれませんが。

でもこれで本当に、毎月4千円弱の電話代が減るんですけどねぇ。

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