ライフタッチにさわる生活
スマートホンって便利ですか?
その答えはなかなか興味深いものがあります。
- あるお客さまが、これは便利だと示したのは『さいすけ』。確かにすばらしいスケジュール管理ソフトです。僕は東芝genio e830(2004年発売開始のPDA)で使ってます(笑)
- 古い悪い友人には単刀直入に聞けます。特に何が便利、というわけではないそうです。
- 一人だけ、これはという同業者さんがおられました。でも彼はスマートホンとタブレットの二台持ちです…タブレットで電話かけられるようにするかスマホの画面を三倍の大きさにするかなさったら、とは酒席にあっても申せませんでした。
そうしたわけで向こうしばらくはガラパゴス携帯で過ごすと決めた今年、創業以来使い続けてきたWindows98SE搭載のサブノートPCに代わる新しい中古(笑)のデバイスを導入することにしました。NECのLifetouch NOTE(NA75F)です。
別に形で選んだわけではなく、そこそこ軽くていつでも持ちあるくことができ、起動と終了が高速であるか一日使えるバッテリを装備していて文字入力に苦労しないキーボードと漢字変換システムを持っているらしい何か、を選んだら必然的にこれになったのです。Windows搭載機ではないため既存のソフトをそのまま使うことはできないのが不満と言えば不満ですが、携帯電話回線でのデータ通信が可能な機種を選んでいます。これで無線LANにしか対応しないデバイスに比べて、機動性は恐ろしく向上するはずです。
つまりこのLifetouch NOTE、携帯電話ではない(でもAndoroid端末です)がデータ通信でなら携帯電話回線が使える=ウェブの閲覧やメールの送受は即時にできるのに電話は絶対かかってこないということで、いきなりかかってくる電話が嫌いな僕には夢のような端末なのです。
いま使っているDoCoMoの携帯電話のSIMを挿せばそのままデータ通信ができるので、通信費に糸目をつけなければすぐにでも幸せになれそうです…が、もとよりそんな気はありません。事務所に死蔵されていた機材を売って2万円強を得て、それと引き替えに1万9千円で買ったこのLifetouch NOTEをなんとかこれから通信費削減のために使っていこう、ということで先週末の間に次の環境を整えました。
- 今月は携帯電話のパケット通信料がもう上限4410円に達しているため、Lifetouch NOTEのためのデータ通信用に『mopera U』ライトプランを契約しました。すでにiモードを契約しているため、割引がかかって費用増加はありません。mopera Uのアクセスポイントには128kデータ通信用アクセスポイントがあり、このデータ通信の料金は上限5985円(パケット通信料で上限4410円がすでに発生しているため、差額としては1500円余)なので今月は128kデータ通信の品質を試しながら、来月以降はほかの接続サービスを契約するつもりです。biglobeの接続サービスが契約最初の一月無料、ということなのでこれを三月初めから使うのがいいでしょうか。
- 本体内蔵の無線LANと、SIMの転用による携帯電話回線のデータ通信が使えるようになったところでNTTコミュニケーションズのIP電話『050plus』を契約します。これで、インターネットに接続できる環境下にあれば発信者番号を通知して固定電話や携帯電話にこの端末から電話をかけることが一応可能になりました。事務所の留守電も050-の番号をもつIP電話で転送されてくるので、この通話料も無料になります。これには月額315円かかりますが、同時にSkypeIn・SkypeOutのサービスを解約した結果、これも費用増加なし。
- あとはGPSの機能を利用するアプリを探してナビゲーションとして使えるようにすれば、これまで利用してきた携帯電話によるパケット通信をだいぶ減らせるのですが、さしあたってはgoogle mapを利用するのがよさそうです。『さいすけ』は利用できないものの、同様な画面表示を持つスケジュール管理ソフトを入れてこれまで3年分の予定を移行し、まずこれまで使っていたPDAと同様かそれ以上に使えるようにできました。
で、試みに先月行った法務局までの電車の乗り換えを検索してみたところ、躊躇無く徒歩25分ほどかかる私鉄の駅から電車に乗れと言ってきました。
最寄りの駅は歩いて10分ほどのところに、地下鉄のがあるんですが…なにやらスパルタ志向のナビゲーションをしてくださるようです。出張先でどんな目に遭うか、いまから楽しみです。
« その紹介で、いいんですか? | トップページ | たったひとつの、アプリのために(代書やさんのDocuWorks 番外編) »
「零細事務所の電算・情報・通信」カテゴリの記事
- 片足をひたしてみるマイクと音声編集の沼 後編(2024.05.06)
- 片足をひたしてみるマイクと音声編集の沼 中編(2024.05.01)
- 片足をひたしてみるマイクと音声編集の沼 前編(2024.04.24)
- 申請用総合ソフト:バーコードリーダを使用せずに行うQRコード読込の導入事例(2024.03.21)
- 冗談から使い始める生成AI(2024.01.20)
« その紹介で、いいんですか? | トップページ | たったひとつの、アプリのために(代書やさんのDocuWorks 番外編) »
コメント