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復旧までの14日間

先月末に、LANディスクを誤って使用不能にしてしまいました。IODATAのHDL-S500というこの機種はLANとUSBの2系統で接続できるLANディスクで、これをUSBで接続中にWindows2000から領域を開放してしまったのです。

昨晩、これをようやく復旧できました。一時はヤフオクで代品をポチりかけたり業者に●万円出して復旧依頼をかけようともしたのですが、費用をかけずに済んで大変満足です。

さまざまな依頼や相談の合間をぬっていろいろ調べたところ、僕の場合は単にハードディスクの領域を開放しただけでその後領域を確保したりフォーマットしたり、といった操作を加えていません。こうしたときには何か復旧支援ソフトを導入するか、CDからLinuxを立ち上げてそれに付属のツールで復旧を試みることができるらしい、ということが最初の十日ぐらいでわかってきたのです。特にKNOPPIXを使うのがよさそうだ、とも。

ならば、と県立・市立の各図書館でこれらに関する本の所蔵を調べたら、一番頼りになりそうな下記の本が県立図書館で先月末現在、貸し出し中(苦笑)

ようやく貸し出し可能になった昨日、図書館を巡ってこの本とLinuxの基礎の本、コマンドリファレンスマニュアルを借り出してきました。大学時代にUNIX端末を少々いじったことがあるくらいで、Linuxにさわったことはなかったのです。

しかし作業工程には特に難しいところもなく、まことにあっさり復旧しました。いつも通りにLANディスクをUSB接続して、上記の本に添付のDVDからKNOPPIXを起動(ISOイメージをダウンロードして手持ちのDVDドライブで起動用ディスクを作る、というのさえ面倒なので、図書館で借りてくるというのは悪くないと思います)し、TESTDISKなるツールを使ってパーティションに関する情報を復活させてしまった…ということのようです。具体的には上記の本の274~283ページを、そっくりそのまま実行しただけです。

作業完遂の祈りを込めてカツ丼を食してから実施した作業でしたが、これで何事もなかったように復旧してしまいました。14日ぶりに動き出したLANディスクを見ながら飲むヱビスビールのうまいことうまいこと!

今回、いろいろとLANディスクの破壊と復旧に関するコンテンツを漁ってみてわかったこと。

いまこの瞬間も、世の中には大容量ハードディスクに詰め込んだ●●な画像や動画を保護救出するために格闘している数多の漢たちがおり、僕が今般LANディスクを復旧するまでの知識を得られたのも、ひとえに彼らの努力や犠牲のたまものだったんだ、と(爆笑)

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