棒温度計はいかが
棒温度計を、覚えていますか?
小学校の理科の時間で使った、ガラス製の棒のなかに赤色の液体が封入されていて、マイナス20度からプラス100度超までの温度を測定できる、あれです。
これが我が家の省エネ対策に、結構役だっています。
まず冷蔵庫の設定。スイッチが5段階あるうち、庫内の温度を6℃程度に維持するには弱い方から2段階目あたりでよい(室温30℃)ことに気づきました。冷凍庫はもっとも弱い設定で、マイナス10℃弱を維持します。
それぞれ設定をもっと追い込んで、電気代を減らします…手動版エコ●ビ、とでもいうべきでしょうか。
つぎに保温調理の可能性について。いったん沸騰した煮物の鍋なんですが、加熱をいったん止めて温度の低下をモニタリングしながら(つまり、棒温度計を煮汁に突っ込んでるわけですよ)余熱で放置。
この季節、煮汁の量にもよりますが1リットル程度の容量なら10分間での温度低下は15~20℃にとどまり、特に専用の保温調理鍋を導入しなくてもよいようです。いままでスパゲッティを加熱しながらゆでていたのは無駄だったのではないかと気づいて戦慄しましたが(苦笑)
ベランダへの打ち水の意義。晴天日中気温30℃台前半湿度50~60%台のとき、窓際で気温を測定しながら打ち水すると、5分ほどで気温が1℃低下します。…この1℃をどう評価するかは各人によりますが。
今日は裁判書類に添付する陳述書をつくりながら、ペットボトル温水器を自作するための予備実験を行っておりました。発泡スチロールに反射材を仕込んだ実験装置に、その辺に転がってるペットボトルに水を入れたものを入れて日向にさらし、棒温度計で温度変化を観察するのですが、世のウェブサイトに書いてあるとおりペットボトルに塗装しない状態でも、晴天時気温33℃で水温42℃までは持ってこれるようです。
ということは、2リットルのペットボトル100本集めてペットボトル温水器で風呂に給湯するってのはウソじゃないんですね…ちょっとだけ惹かれるものがあります。
ところで、この棒温度計でいろんなところを測ってみて最大の発見は、部屋にあるデジタル電波時計についている温度計より棒温度計の温度が1℃大きかったという点です。
もし棒温度計の温度が正確だった、という場合、これまでデジタル時計で示されていた(1℃過小な)気温を信じていた、夏が苦手な補助者さまと僕との関係が…若干冷えるかもしれません。
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