モバイルルータがやってきた
今日も一件、準備書面を提出しました。これで今月は二件めの準備書面です。いずれも、労働訴訟です。最近妙に仕事がある(が、お金がない)状況が気になっていて、状況を整理しました。受託中の事件数は
- 登記事件 0
- 債務整理事件 0
- 労働事件以外の簡裁訴訟代理 2
- 労働事件以外の裁判書類作成 1
- 労働事件の簡裁訴訟代理 3
- 労働事件の裁判書類作成 5
こんなかんじです。相続や立ち会いや過払いがないことからはそっと目をそらして、この手持ち事件数で今月どれだけの書面を書くのかを数えると、進行中の事件についてはあと3件ほどの準備書面を、そのほか文案を要する書類(陳述書など)をもう3件つくる必要がありそうです。準備書面であれば、机に拘束されているのは数時間で1件できるので、だいたい1日あればよいでしょう。で、係属中の事件はだいたい1.5~1ヶ月に1件ずつ、準備書面などの書類提出を要するようにみえます。あまり複雑でない、新しい労働事件のご依頼を受けた場合には、訴状完成までにだいたい1~3日かかります。
そうすると。おそらく僕は、係属中の裁判事務・訴訟代理の事件を15件ほど持った時点で余裕を失います。新しいご依頼を月に2~3件受けながら既存の事件を維持し、単発の裁判書類作成や労働相談に対応するにはこのへんが限界です。
でもこれは『事務所から動かない』前提での限界なので…実はもう駄目だったりして(汗)だいたい、って言ってる誤差が累積して一挙にパンク、ということはもう何度も経験済み(爆)
こりゃ何とかして出張中の作業環境を、もう少し改善しないと旅に出張に出るのが辛くなると考えていたところ、先日、これまで利用していたb-mobile hoursの期限が切れました。これは日本通信のサービスで、PHS回線を利用してデータ通信をおこなうデータ通信カードだったのです。Windows98SE搭載機で利用できるために、もう何年もこれを使ってきましたがPHSの悲しさ、高速バスで移動を開始したとたんに通信途絶を余儀なくされます。位置を変えて運用可能ではありますが移動中に運用可能ではないのです。
さてこの契約を更新するか?何をするにしろ、Windows98SEで動く10年前のサブノートPCで利用できることが必須です。この制限があって、対応するOSがWindowsXP以上、などというサービスや機材は選べませんでした。数年前から昨年あたりまでは、選択肢がほとんどない状況が続きます。
しかし世の中よくしたもので、手をこまねいているうちに技術が進んで解決策が出てきてしまいました。モバイルルータを導入してルータ-PC間は無線LAN、ルータの先は3G回線またはWiMAXだったらPCがいくら古くてもいい。そう、Windows98SEでもOKです(笑)
ということでこのたび、モバイルルータを導入することにしました。Niftyのキャンペーンで2千円で買ったルータは今日到着したので、今週末はこいつをいじって遊んでみることにします。
これで少なくとも、ふだんの出張で利用する東名-名神高速道路沿線でメール送受信や判例検索、リモートデスクトップの使用に困ることはないはずです。家で使っているADSL1.5Mより速いらしい、という点に少々複雑な感慨はありますが。
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