恐るべし…重曹
先週から今週はじめにかけて、重要な・あるいは急行扱いの仕事をいくつか終わらせて、今日は一息つくことができました。
急いでしなければならない仕事があるでなし、時間に余裕があるので昨年からやってみたかったことの一つを始めることにします。
ガスコンロの油汚れの掃除です。ご存じのとおりこれを放置すると焦げ付いて手に負えなくなるのですが、どうも重曹(炭酸水素ナトリウムの粉末)の水溶液で煮込むとよいようです。よごれたごとくが入れられて思い切り加熱ができる容器を探したところ、我が家では北京鍋がそれにあたることがわかりました。単純な鉄の鍋なので、重曹突っ込んで煮立てたくらいでどうなることもありません。
1リットルの水に大さじ一杯の割合で3リットルほどの重曹水溶液を煮汁にし、一煮立ちさせてから30分ほどとろ火で煮込みます。すると。
汚れの部分を菜箸でつっつくと、ぺろん、とばかりに剥げるのです。上出来です。
数ヶ月ぶんの汚れがほとんどこすらずに落ちてしまったことに大いに気をよくして、なにか重曹処理するものはないか探します。そういえばオーブントースターの受け皿は、恥ずかしながら購入以来18年、使っては焦げ付き使っては焦げ付きを繰り返しながら処置なしのまま汚れを蓄積させてきています。これを重曹で煮たらどうなるか?
さきほどと同じ配合の煮汁で煮ること30分。
煮汁が、徐々にコーヒー色になってきました(汗)
ですが一部の汚れが取れてきてもいます。
さらに煮込むこと3時間。ワイヤブラシでこすったらほとんどの汚れが落ちてしまいましたが、煮汁はすっかりどどめ色。なにやらキケンなにおいも漂っています。補助者さまが興味深げにのぞき込んで、にこやかに言いました。
「晩ご飯にするんですか?」
…そりゃねーよ(苦笑)
かくして油汚れを気分よく一掃することができたのですが、思わぬ効果が発生しました。
この重曹処理に使った容器=北京鍋にも実は油がたっぷりとこびりついており、それが一気にはがれ落ちて鉄の地肌がでてきたのです。
それはいいのですが、重曹水溶液をつけていた部分だけが綺麗になったためこれまでどおりの汚れの皮膜がくっついてる部分と鍋の地肌が露出している部分が残酷なまでにはっきりと分かれており、しかも汚れの皮膜が少しずつはがれてきていて…
自分はこれまで、こんな鍋で飯を作っていたのか!と、少々衝撃をうけています。同時に、これからはこの鍋でたっぷり鉄分を摂ることができるだろうな、とも思っていますが。
さて、来週14~15日は例によって、東京方面への出張を設定しました。出張相談のご依頼は現時点で1件のみですので、まだ余裕があります。ご興味のあるかたはお問い合わせください。先月は大阪・東京・沖縄・北海道と少々出歩きすぎましたので、今月はこの東京出張だけで済ませたいと…一応思っています。
« 今月も、急行事案受託中 | トップページ | 開業7年、でも年間受託件数は… »
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 東京・福島への出張日程の調整を始めます(2023.10.03)
- 相続登記の見積もりに思う(2023.09.29)
- 今週は電話の受付を停止します(2023.09.19)
- Ricoh SG7200 排紙詰まりとその修理に関する件(これぞリアル版、泥縄)(2023.09.12)
- 夏が終わるまでに何ができるんだろうと思う(摘心後の朝顔を見ながら、ですが)(2023.08.17)
コメント