瑠璃の海から樹氷の山へ
北海道最後の宿泊地を網走にするか、斜里にするかは最後まで迷いました。
昨日は釧路から釧網本線を北上してきて斜里〜北見のどこかに泊まればよい、ということになっており、網走まで出れば一泊三千円台のホテルがありますが斜里にはそれがありません。
しかし網走まで出ると、釧網本線の北半分を日没後に通ることになります。
斜里のホテルは5300円。
この金額に悩むのは、これまでの三泊で合計9000円しか使っていないからです。
東京なら8000円でも安いはずの斜里のホテルに泊まったのが大正解だったことは、翌日朝の玄関をでた瞬間にわかりました。
南に開けたその玄関からは、斜里岳と羅臼岳が見えています。
知床斜里6時45分発北見行き普通列車の後部運転室から眺めを楽しんでいると、羅臼岳の向こうから朝日がでてきます。
右側に見えるオホーツク海は、日本海とも太平洋とも違う色。瑠璃色がかった青、でしょうか。
網走を過ぎて北見へ近づくにつれ、雪がまた深くなってきました。ドアの窓ガラスがしっかりと凍らせて、列車は北見に到着です。最果ての『特別快速』きたみ号は一日一往復、しかも一両編成…ですが座席にはまだ余裕があります。石北本線の山越えを満喫させてもらえそうです。
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