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一歩引いてみれば興味深い広告

先日からこのブログの右下に、google adsenceによる広告を出しています。規約上僕がクリックするわけにはいきませんが、見ているだけで結構面白いものが出てきます。その広告に出ているURLを別途入力して広告を踏まずに中味を見に行くと…

・司法書士として年収●●●●万円稼ぐ方法、というもの。

これって同じ広告が、『行政書士』でも出ていたような気がします(笑)情報商材の販売というのは、人をやみつきにさせる面があるみたいですね。僕はそうした商売が嫌いなので全情報をウェブサイトに垂れ流していますが。

・司法書士の求人募集中、という在京某弁護士法人。

こちらは二年目で年収例650万円、と言ってます。さて上記とどっちがいいのやら。

・司法書士の結婚相手探し

↑なんじゃこりゃ?と思ってみたら、結婚相談サービスのウェブサイト。こんな広告があるということは、弁護士・税理士・公認会計士あたりの広告もあるのかもしれませんね。

他人事だと思って見てれば結構ウケるこの広告、真面目に考えると少し掲出の内容に工夫の余地がある気がします。今は掲出を許容している、債務整理系の事務所の広告や司法書士・弁護士以外の広告を丁寧に拒否していくと、最終的に『労働紛争でお金を稼ぎたい、弁護士・司法書士・社労士事務所の広告』だけを残せるのかもしれません。少しずつそうした事務所の広告も増えてきています。クリック単価は残念ながら、圧倒的に債務整理型の事務所の広告のほうが高いので広告収入は減少するでしょうが、うまくやれば有意義な情報を提供できるかもしれません。優良な事務所への広告を出す、という意味ではなくて、広告相互間を冷静に比べることに意味を見いだせれば、と思います。

ただしそうすると、かえってそうした事務所たちの価格設定と当事務所の設定が比べやすくなるのかな、と少々意地悪な考えを巡らせています。


さて、ミュウさんははじめてのコメントですね。どうもありがとうございました。会社名だけは伏せ字一字だけでは恐いので(あれっていわゆるスーパーゼネコンの社名ですか?)もう一文字伏せ字を追加しました。ご承知おきください。こうした会社だと、和解に秘密条項とか着いていたらなお恐いですからね。ある程度大規模な会社だと、残念ながらどこかで情報は漏れて相手側に達してしまうものだと思います。たとえ匿名でも見る人がみれば内容としてわかってしまい、それが職制側に伝わって…ということでね。たとえば草薙建設という会社があるとして、草○建設と○薙建設とは共に会社側で検索とチェックの対象になるはずです。

こうした、争いになっている会社のことをブログに書くのは結構難しい面がありまして、ミュウさんの相手の会社は結構手堅く見つけてきたなとは思っています。こうした探索を行う専門の業者を使っているのかもしれませんが、ともかく和解になったことはよかったですね。お疲れさまでした。

このブログや当事務所のウェブサイトが巨大掲示板でときどき取り上げられるのは、スーパーゼネコン並みの調査能力とは言わないまでも一応捕捉していますが…なにしろご依頼にはつながらないみたいなのであまり気にしておりません。結構勝手にこきおろしてくれている発言もあるので、むしろ見ないほうがストレスにならない(笑)せめて年一件くらい、『2chのスレッドを見てきました!』というお客さまに出会えれば一目置くところですけれど、当事務所創立以来7年間にわたって皆無ですそんな人(爆)

ウェブサイトをつかって自分の主張を展開する、って結構難しいものですね。真面目にやってるはずなのに全く別の思惑で観察の対象にされてみたり、勝手に敬意を払われたり嘲笑されたりしてしまう。それでも時折皆さんが好意的なコメントを下さることは、大変ありがたいことだと思っています。

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コメント

連投すみません。 はい。そのスーパーゼネコンで、私は派遣の建築士でした。旧司受験生でしたが、訴状等は分かりません。当初、旅行書士さんのような人を探していました。 長時間検索し、やっと杉並区で労働問題専門の行政書士をみつけました。年越派遣村が騒がれた時期で多忙とのこと、1時間の相談も無理とすまなそうに言われました。
 誰にも相談できない。。。弁護士も相手にしてくれない。。。(控訴審は弁護士代理です)。困り果てました。
 私のブログは社名は完全に伏せましたが、手続きで困っている人のために、「本人訴訟 派遣」で検索すると、ヤフーでもグーグルでも2番目にでるよう設定していました。

 で、一番言いたいことなのですが・・・ρ( ・・、)ρ( ・・、)
旅行書士さんが仕事を増やしたくないなら、致し方ないのですが、検索機で上位にきますか?

 いま、300万円程の債権回収(先日の行政書士・WEB作家の得意分野です)の本人訴訟を名古屋でしています。
 相手方の答弁書・反証は、弁護士が横に付っきりで指導してくれ(時間給)、手書きしたとのこと。
「自己破産すすめられる位なのに、いったい幾ら払ったのか?」
「えっつ!!それで、今月支払いできないって・・・」
   
 この頃、弁護士が仕事に困ってると実感させられる事件が多いです。控訴審の時は、赤坂のホテルに事務所をもつりっぱな先生がアクセスしてこられました。えええっ そんなお金を要求するの???という感想でした。 

(*^ー゚)bグッジョブ!! 旅行書士さん!!頑張って下さい (*^ー゚)bグッジョブ!!

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