ただいま再調査準備中
当ブログの7月の記事で、名古屋簡易裁判所における労働関係訴訟の件数をチェックしてみたい、と書いています。実際に7月12日から7月23日までの9開庁日にわたって同簡易裁判所の開廷表をチェックした結果、通常訴訟および少額訴訟の件数は合わせてたったの2件しかなかったということで、さっそく翌月の他支部の研修のネタに供したことであります。
調査をやったら取得できたデータがあまりにも少なかった、というのは社会統計学に関心を持つひと全ての悪夢でしょうが(この分野で卒論を書く学生さんで調査をやって『外した!』と青くなってる方も出だす季節かと思います)まさか大学卒業十数年たってこの悪夢にぶつかるとは思ってませんでした。サンプル数2件では分析のしようもないのでもう少し出データを集める必要がある、ということと、本当に名古屋簡裁では2週間で2件程度しか労働関係の訴訟がないのか?を確かめるのが今回の調査の目的です。今回ともう一回、次は冬頃に実施してみて1週間あたり1件程度しかないことがはっきりわかったなら…労働紛争専門を標榜するこの事務所が名古屋にあることそのものが間違いだ、ということで都内にでも引っ越さないといけません(笑)
さて、やるとなったら日程を決めないといけないのですが、そろそろ夏の休廷期間による影響がなくなってきたかと思っています。前回と同じように2週間連続で実施してみるつもりです。たぶん10月中に、なんらかの結果を得ることができるでしょう。
ところでこうした調査はもっぱら私的に行うものでして、はっきり言えばヒマだから実施余力があるわけです。いっぽうで当事務所のような事務所を探している人たちが適切にこの事務所にたどり着けない、というのはやっぱり問題でして、今週から当事務所ウェブサイト内のコンテンツについてさらに検索エンジン最適化を進めています。
調べてみたいことがいろいろあるのに人的資源が貧弱でして、なかなか作業が進みません。困ったものです。
« 一歩引いてみれば興味深い広告 | トップページ | それは試練のガイドライン »
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 初めての小名浜・久しぶりの横浜(南東北~関東への出張日程が決まりました)(2025.01.21)
- 筋肉痛と腰痛と共に身につける、新案件のワークフロー(2025.01.03)
- 本年最後の誤断(年末年始にゆっくりできると思う方が間違ってた、と大晦日の21時過ぎに気づいた件)(2024.12.31)
- クリスマスイブの夜に行くところ(happy holidaysの不存在確認に関する件)(2024.12.24)
- 憲法など無きものと思え(上告理由としては)(2024.12.08)
コメント