大きな声ではできない助言
暑さに、負けた…
いいえ、自分に、負けた…(『昭和枯れすすき』の節で)
この夏初めて図書館への疎開を決意しました。やってきたのは少々遠い、名古屋駅にほど近いウインクあいち17階のあいち労働総合支援フロアです。
小なりとはいえ労働関係の資料があるのと、夏休みの午後でも学生どもの姿を見ない、というわけで暑さを避けて仕事をするにはよいところです。ただ気になるのは隣の相談コーナーに少々元気な相談員氏が陣取ってるらしく、そのコーナーにおける相談の傾向がわかってしまう点です。
聞こえてしまう、といえば、出がけに某郵便局に寄りました。前に並んでるのは年賀ハガキ二百枚余の交換(!)を求める中年男性、ということで半ば意識を遠くしながら必死にハガキを数える職員さんを眺めていました。すると?
向こうの隅の…保険の窓口でもなにやら厄介なことになってる模様。窓口に来ている女性は親御さんのお使いで来られたようですが、意思表示に少々問題があるのだとか。
えーとそういうときにはセーネンコーケンという制度がありまして
などと考えた僕は世間知らずな子供でした。窓口職員氏、莞爾と笑って曰く
「そういうときには(親御さんの)調子が好いときに委任状をたくさん作っておいてもらうといいですよ日付は白地で。私もやってます」
なるほどね!と膝を打たんばかりのお客さま。これぞ地域に親しまれる郵便局の実例、というべきなんでしょうか?
あるいは真夏の怪談として、恐怖を感じるべきなんでしょうか?
…ちょっと、決めかねています。
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