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ざぶざぶと 鍵盤洗う 小桶かな

 先日のこと。開業からずっと使ってきたパソコンのキーボードが、ずいぶん汚れていることに気づきました。

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「そろそろキーボードを洗濯しないといけませんかねぇ」

 補助者さまがこちらを見ています。

…よその国のことばを聞いてしまったまなざしで。


その後いくつかのやりとりがありまして、ならば写真入りでキーボード洗濯計画をブログの記事にしよう、ということになりました。カバーをせずに長い間キーボードを使っていると、写真のようにキーの下のほう、手の届きにくいところに汚れがたまってくるものです。

なにごとにも穏便な補助者さま宅ではこうした場合、綿棒やらなんやらをつかって綺麗にするようなのですが…キーが109個もあったら面倒です。手っ取り早く確実に汚れを除去するには、キートップを軒並み引っこ抜いて洗濯機であらってしまう、という手法がお手軽です。

裏側のネジをいくつかはずしてカバーを外し、台所の引き出しにあった金属製の特殊工具で垂直方向にキートップを持ち上げて一つ一つ外していきます。キーをてこの原理で持ち上げやすいように、先端がゆるやかにカールしているのがこの工具の特徴です。

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この特殊工具、キートップの取り外しのほかにもスパゲッティーを食べるのにも利用可能なもので、100円ショップにも売っています。高級なものですと新潟県燕市で作られるものが有名ですね。

慣れると一つ一つのキートップを取り外すのに数秒しかかかりません。外し終わったキートップは洗濯ネットに入れてタオルでくるんで結び、他の洗濯が終わったあとの洗剤液(つまり、衣料用洗剤の残り)に突っ込んで数分、弱水流で洗います。

このとき監視を怠ると、タオルがほどけてキートップがパルセータ(洗濯槽にある、水流を作るために回転する円盤)にぶつかってゴガガガガガという異音を発します(汗)

洗濯が終わったら適当にすすいで水を切り、日陰に干して乾かします。

これらの作業と並行してキーボード本体部分を掃除するのですが、数年間何も考えずに使い続けたキーボード内部には人生観がゆらぐほどの汚れが蓄積されています。これらも掃除機で吸い取る等しておきます。

で、洗浄後の各部品。

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灰色のキートップを白い部品で下から支える構造になっています。キートップと白い部品ははめ込み式なので、位置を合わせてひたすらはめるはめるはめる!という作業をすると復旧完了。ただ、打鍵回数が多いスペースキーとEnterキーだけは針金を併用して支えてあるため、グリスを取り替えてあげることにします。

作業が終わったキーボードはほぼ新品によみがえるのですが、いくつかのキーの文字が少々薄くなりました。洗濯機よりも、手洗いがよさそうです。

  • ざぶざぶと 素麺さます 小桶かな (村上鬼城)

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コメント

こ、これは、、、元に戻せるのですか?
元の位置がわかりません(^-^;

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