少し気になる推薦者
午前中のこと。補助者さまに今日の仕事の段取りをお伝えしていたら、電話がかかってきました。見たことのない携帯の番号です。誰だろう?
電話をくださったのは、名古屋市外某支部の司法書士さんでした。あいさつの後、おもむろに切り出してこられたのは、その支部で労働法の研修をやることになった…と。
「お、お話のスジが見えてきましたが?」
思わず突っ込んでしまった僕。補助者さまの背中から、聞き耳を立てている気配が伝わってきます。
いたって予想通りに、というべきでしょうか。講師のご依頼をいただきました。当初提示された候補日のうち一日は僕が所属している支部の納涼呑み会付き支部研修会という超重要予定が入っており、支部評議員である僕としては万難を排して呑み会にだけは出席せねばなりません。
えぇと、そんなわけで(笑)
8月下旬に日程を確保していただきました。研修にあたって何かご希望等無いかをお尋ねし、できれば支部の諸先生方のご意見があったほうが楽しいんですがとお願いして、最後にいちばん気になったことを聞いてみます。なにしろこの先生とは面識がありません。それにそちらの支部にはあまり知り合いがいないのですが…僕の事務所は、いったいどこで知ったのでしょう?
「労働法の講師ができる先生として、(司法書士会の)裁判事務委員会から紹介していただきました」
そう来たか!と驚いてはみたものの。よく考えると昨年この委員会の無料労働相談に協力してしまった時点で…
- たぶん、この展開に向かってレールが引かれていたはずです。
- しかも60kgレールで、さらにロングレールなんじゃないかと思えてきます(すみません、鉄ちゃんだけ笑ってください)
つまり裁判事務委員会内では
労働法なら適当にすずきに振っときゃええがや(ほかにこの分野で派遣できるタマ持ってにゃあでよぅ)
的な了解が…成り立ってはいないと信じますがどうでしょうね。
そして今年はおとなりの支部で年金関係の研修の講師にもお呼びいただいたのですが、労働法と社会保険諸法令の講師のご依頼が片っ端から来てしまったら、それはそれで楽しい気もします。
さて、今回お呼びいただいた支部ではない某支部の天然パーマさんからコメントをいただいています。どうもありがとうございます。
ところで、倫理の限界ってなんですかね?あまり覚えはないしそちらで言及したと思われるブログにもあえてリンクを貼りませんので、決して広まるはずはないと確信しておりますが…
まぁ大丈夫ですよ。少なくとも支部レベル以上の研修ではおとなしくてごく普通のお行儀のよい司法書士さんのふりをしていることにしますから。
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