美味しいお店と素敵な宿と
ここ二日ほど、筆が荒れました。閲覧者のみなさま、ごめんなさい。
筆が荒れた原因となった先日の会食でお腹いっぱい食べられなかったし呑めなかった(「グラスワイン一杯を残して終わりました」と申し上げたら、普段の僕を知ってる方にはどんな非常事態に遭遇したのか推測できるかと)ので、今日こそは全力でおいしく食べてやる!おなか一杯になってやる!と固く固く心に決めて、栄のバスターミナルに着いたのが昨15日、18時17分のこと。この焦燥感が伝わったのか、6時間の旅を終えたバスは珍しくほぼオンタイムで到着しています。
こんなときには、これです。
僕の事務所の近くには、お気に入りのカレーのお店が二つあります。今回は、地下鉄野並の駅から帰り道沿いにある『ニュールンビニー』というお店にしました。
頼んだのはチーズナンと、豆と挽肉のカリー。辛さは、5段階のうち4番目。『酒は憂さを晴らす玉箒』ということでキングフィッシャー330mlを一本お願いしました。瓶の大きさと比較して欲しいのですが、このお店もナンが大きく、焼きたてのチーズナンは人の顔の大きさを上回っています。ふつうのナンもよいのですが、チーズを惜しげもなく織り込んであるチーズナンは辛いカレーによく合いますね。パンやナンの焼きたての香りって、どうしてあんなに幸せな気分になれるんでしょう。いつもながら不思議に思います。
ところでこのチーズナン、今回は4分割に切れ目が入っています。
前回は6分割だったような気がしますが、あまり深くは考えないことにします(笑)
手のひら大の一切れを取って『ぅわし!』とばかりに頬張ると…隣のテーブルからお声がかかります。
「ふふ。いい食べっぷりね」
お孫さんと一緒のディナーでしょうか。微笑んでいるおばあさん。どちらかというと美味しそうなものを美味しそうに食べられない食事は拷問だ、ぐらいに考えているので、食事中に他のお客さんや店主からそれで話しかけられるのはわりとよくあります。興が乗った店主から一品サービスをもらったりお客さんからおごられてしまう、というありがたい事もあって、昨年もそんな記事をいくつか書いています。
さて、新しいカテゴリを当ブログに作ります。タイトルは『美味しいお店と素敵な宿と』にしましょう。この仕事を始めるようになってあちこちのいいお店や宿泊施設に巡り会ってきたなかで、特に良かったもの・お客さまにもお勧めできるものを実名で紹介することにします。第一回目はこの名古屋市緑区『ニュールンビニー』にしますが、これまでの記事でこのカテゴリに分類可能なものを再編成するかもしれません。さしあたっての基準は、飲食店なら
- 美味しくて安いメニューが選択可能なこと
- お店の雰囲気がリラックスできること
- 一人でも入りやすいこと
こんなかんじでしょうか。ま、見ての通りデートコースのご案内にはなりませんやね。お上品に着飾って入り何の感想もなく食事するという感じでもなければ相手を見定めるような会話を交わすための店でもない(立ち直りつつありますが、根に持ってはいますね)
また発想が不健全なほうに流れかけました。これはいけません。楽しい方向で考えだすと、僕は結構いろいろなお店の記憶を持っています。
- 九段下にある夢のように美味しい定食やさん。
- 土浦で先取特権の申立書を出した帰りに寄った、幸せなカキフライを出すお店。
- 瀬戸田の海岸沿いにある、テラスが素敵なジェラートのお店。
- 海の中道の先にあった居酒屋に中洲の小料理屋さん…福岡はなぜか候補が多いです。
- 新地中華街のはずれにある、椅子が7つくらいしかないちゃんぽんのお店。ここの小籠包をお客さまへのお返しに送ったら、『先生は人を驚かせたり喜ばせたりする天才ですね』と言われたことがあったっけ。
こうやって考えていくと、なんだか幸せな気分になってきました。不毛な会食にもそれなりの異議意義が見いだせるものですね。
最後に病院職員さん、今回もコメントありがとうございました。
で、素敵な週末、過ごせそうですか?僕は実家に帰って母の作ってくれるご飯を食べるとき、ようやく「おいしい」と言えるようになったのは大学を出たあとから、なんですが、それに対して
- 「そう言ってくれんのはあんただけだよ」という母と
- ノーコメントな父との間に
微妙な風を感じますね。でも、美味しいものを美味しく食べることができる人は、お行儀よく着飾って無表情に食べる連中よりよほど素敵だと思いますよ。老若男女問わず、美味しく食事ができるような人を思いきり勝たせて呑む酒がうまいから、この仕事が楽しくできているのです。
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はい( ^ω^ )おかげさまで母とチョコレートケーキを
ほおばる良い休日を過ごせました♪
画像のチーズナン、大きくて本当に美味しいそうですね~!
カレーにチーズは最高の組み合わせですね( ^q^ )
新カテゴリ、これから楽しみです。わくわく。
投稿: 病院職員 | 2010年5月17日 (月) 20時01分
その会食の会話のなかで
どの言葉と言葉の垣間に『普通ではない』という言葉が使われたのかわかりませんが…
他の司法書士さんや弁護士さんが解決できなかった仕事を決着させた鈴木さんは凄い人だという賞賛の言葉…???
に感じるのは私だけでしょうか??
こういうときは
沢山食べて沢山寝るのが一番いいですよ!!
私はこういうときドラクエを沢山します(^O^)!!!
投稿: 友紀 | 2010年5月16日 (日) 22時43分