恐るべし、トナー
当事務所で使っているレーザープリンタ、最近調子がよくありません。もともとはヤフオクで6年前に(つまり中古で)買ったこのLP-8300CPD、購入時には6千枚ほど刷っていたのが今は3万7千枚ほど印刷しています。画質には異常はありませんが、定着器付近で用紙が詰まる癖があり、連続で100枚支障なくプリントできない体になってしまっているのです。支障なく動いたときには十分に優秀なのですが、使用者よりも気分で仕事している気配がします。すでにメーカーのサポートも終わり、壊れても修理できる可能性が大きく減少しています。
と、いうわけで。昨年から数ヶ月がかりで次のプリンタの候補を検討し、CANONのA4対応機を新品で買おうというところまでは決めました。大量の印刷をする仕事はしばらくなく、忙しくなるのは今週末からということで、一度やってみたかった内部の掃除をすることにしたのです。写真は、上部のカバーを取り外したところ。
気になったのは、黄色いトナーの漏れがほかの色より多いこと。機内が至るところで黄色く汚れています。ただ、こぼれたトナーは掃除機で吸い取ると(掃除機内の電気部品の火花で)粉じん爆発を起こす可能性がある、よって掃除機使用不可、とはいろいろなウェブサイトに書いてあります。
ここから先、自分でも不思議だったのですが、降り積もったトナーを目の前にして思わず写真中の丸いクリーム色のつまみがあるあたりに顔を近づけ、思いっきり息を吹きかけてしまったのです。
-----もわ。
たちまち機械後部から上方に吹き上がる黄色い煙!正確には煙ではなく粉じん…つまりある意味、煙より厄介なブツです。思わず飛び下がって様子をみること30秒、舞い上がった粉じんはゆるやかに拡散するだけで、むしろ危害半径を拡大しつつあります。これぞまさしく、不安全状態下で不安全行動を行って事故を発生させた事例(失笑)
しょうがないので手近な窓を全開し、さらに汚染されたLDKを迂回して反対側の窓も全開し、この寒空に全力で空気の入れ換えをおこなって、なんとか粉じんの恐怖からは逃れることができました。どうやら黄色のトナーだけ、トナーのシャッターがうまくしまらないために余計なトナーがこぼれるようになっているらしく、シャッターの周りを特に念入りに拭き取ってしばらく様子をみてみることにします。今回は、これまで手を突っ込めなかったレーザーを射出するスリットまで掃除の手を伸ばしたつもりなのですが、清掃後試しにプリントしてみたステータスシートを見る限り、画質は良くも悪くもなっておりません。嬉しいような、悲しいような。
さしあたっては、いま使っている感光体・トナーのいずれかが交換時期になるまでは使ってやろうかと思っています。その間に今度は廃却処分の業者と費用の検索に、しばらく時間をかけねばいけません。まずいないとは思いますが、部品取りにでも欲しい方がいらっしゃいましたらお譲りしますのでお知らせください。
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