気がかりな ものをみた。
左は日比谷公園、右は東京簡易裁判所や検察庁が入っているビル群です。
さて我が訴訟代理人生活初の訴状は一点の補正もなく、まことにあっさり受理されました。当然といえば当然のことです。
この訴状を出してしまえば次の予定である出張相談実施まで3時間以上あり、なにか興味深い訴訟があったら傍聴しようかな…と手繰っていた開廷表(裁判所のどこの法廷でどんな事件の審理があるか書き出した一覧表)に、妙にひっかかる会社名を見つけました。
賃金請求訴訟の被告になっているその会社の名前を何で覚えたか、といいますと、法人としては直接敵に回したわけではありません。
この事務所が業務を開始して一番最初に裁判書類作成業務として受託し、散々引き延ばされたうえに破産されて完敗した割増賃金請求訴訟がありました。
この社長の名前を継続的にモニタリングしていたら昨年、東京商工リサーチのオンラインサービスで捕捉されたのです。
どうやら大豆製品を売ってるらしいその会社、もったいぶった会社名を『正義の●●』というのですが、その会社の社長がまったくの同姓同名なのです。しかも破産した前の会社とコンセプトがそっくり(笑)
これが単に偶然の一致なのか、前の会社でしっかりと借金踏み倒しに成功した社長が懲りずに再起をはかって再度失敗したのか、今回発見した訴訟の書類を閲覧してみたらなにかがわかる気もします。
ためしに正義の●●社のウェブサイトをのぞいてみようと思ったところ、やっぱり閉鎖されてました…前回とおんなじ展開だ(汗)
念のため、事件番号と当事者名をメモしておきました。もし僕の懸念が当たっていれば、この労働者は無駄な訴訟を一つ起こしてしまったことになるはずです。
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