2つのホームライナー
10月前半は、例年『鉄道の日記念・JR全線乗り放題きっぷ』が発売されています。青春18きっぷより名前が長い分名前から正体を推測しやすいこのきっぷ、JRの普通列車が三日間乗り放題で9180円という設定です。
今回の東京出張ではお客さまから9000円の交通費をいただきました。しかしながら、今日は東名・中央各高速バスとも二日前時点で窓際の空席をとるのが困難な状況です。いつもは空いてる知立から東京への知多シーガル号まで満席になっているのに少々驚いたのですが、よく考えたら世間では三連休なんですね。
さてさてどうしよう、と時刻表をめくったら、浜松発8時29分発のホームライナー静岡行きが目に入りました。
土曜・休日のみ運転のこの列車なら、普通列車が軒並みロングシート車(列車型拷問装置とどこかの掲示板でみたような)になっている浜松−熱海間の半分は楽に移動できます。さらにこの列車、名古屋からは豊橋行きのホームライナーに接続が成立します。このきっぷや青春18きっぷで東海道本線を往来する人にとって熱海−浜松間は現代の関所と化しており、朝晩に数本あるホームライナーをどこかで使えないと旅そのものが嫌になりかねません。
でも使える列車があれば日中の東海道本線を特急用車両で東上するのも楽しそうだな、ということで行きはこの乗り継ぎを使うとして、帰りをどうするか少々悩んでいます。平日は沼津−浜松間直通のホームライナーが使えるのですが、休日は乗り継ぎが必要で静岡で40分ほど時間を空費します。これはいかにも合理性に欠けると思います(名古屋から東京へ仕事で行くのに普通列車を使う、という時点で非合理的ですか?)
がら空きの列車は大井川を渡ったところです。車内のテーブルにパソコンを出して、まず一つめの仕事=補助者さまへの給与計算を終えました。おそらく熱海あたりで振込み手配が取れるはずです。
これがN700系新幹線なら車内の無線LANからネットバンキングが使えるのにな、と卑屈になりかけたところで気付きました。昨日ようやくPDA(東芝genio e830)からもダイヤルアップで事務所のPCへVPN接続できるようになり、これとリモートデスクトップを組合せれば在来線でも(そして、10年もののサブノートPCからも)似たようなことができるかもしれません。
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