そんな目でみつめないで -第一回評議員会-
当ブログにあたらしいカテゴリを追加します。題して
いつのまにやら、評議員
あらすじ
法務局に名札出してる順番だから、という甘言に乗せられてうっかりなってしまった司法書士会支部の評議員。待ち構えていたのは簡裁代理権を得るための特別研修でチューターだった先生が副支部長でそのお師匠さんという大先生が支部長というステキな役員陣。おまけに一体なにを誤ったか支部長先生にはしょっぱなから妙に気に入られてしまってさあ大変、果たして旅行書士の運命やいかに?そしてなにより、
いつ支部長に、僕が旅行書士であることがバレるのか(笑)
こんなコンセプトで我が評議員生活をつづっていこうかと。我が支部管内にごく少数おいでの当ブログ読者ご一同さま、どうぞお楽しみに。
さて今日は評議員会の第一回の招集日。指定された時間の10分前に司法書士会4階図書室に出頭したら…
支部長先生がたった一人でなごんでおられます。はて?だれもきてないの?
聞けば
そんなもんだよ。
とのこと(呆然)開始時間±5分くらいで出席者は三々五々集まって、なんとはなしに始まりました。いくつかの報告事項を経て7~8月実施の研修をどうしよう、という展開になり、いつのまにやら支部長先生がこっちに白羽の矢を向けていることに気づきます。年金がらみで1時間ほどしゃべってくれないか、と。ただこの日は、別件の重要事項の説明がなされる予定がはいっておりその前座、という位置づけだと
想定している客層とずれる(会務をめぐる問題だと、登記中心の業歴が長いセンセイ方がたくさん出てくるが、もともと年金ネタは債務整理や成年後見と親和性が高いため)可能性があるのでは?
と異議を述べてみたのですが柳に風の表情。もう支部長先生の中では僕に決まってる気配です。しまいには『どうなの?』と
なんだかとっても純粋なひとみでこっちを見つめてきます(ええっ)
五十過ぎの男性にしみじみと見つめられて思わず心が乱れたのは、一昨年名古屋地裁の傍聴席で法廷内にいた敵側代理人にそうされて以来(そのときには、敵側完全敗訴の和解を裁判官が勧試した)です。嗚呼。
残念ながら五十過ぎの男性と見つめ合ってもあんまり楽しくないので、半ばやむを得ず承諾しました。ただいろんな注文というか提案がでており、
- 適当に疑問に思わせて終われば次回以降も受講希望が出るんじゃないか
などと無責任に言われています。ただそうした話しのなかである先生が、「社労士の勉強をして自分の年金額がわかるわけじゃない」
という発言をしていましたが…
あなたは間違っているー!
~と言ってみたかったんですがねぇ。厳密には社会保険事務所で、厚生年金加入期間中の標準報酬月額(標準報酬額)の推移の一覧をすべて取り寄せて表計算ソフトで処理すれば老齢厚生年金報酬比例部分と老齢基礎年金受給額が算定でき、結論としては年額で数万円、割合で3%未満の誤差で受給額の算出は可能です。
とりあえず上記ご発言の副支部長先生にはなんの恨みつらみもございませんが、少しだけ彼のためにスパイスをきかせた研修を実施してみせる必要がありそうですね。ふっふっふ。
あとはこの研修、他支部あるいは他県会から年金・FP業務に関心がある司法書士さんが出席可能にできれば多少活気がでるんでしょうが…伊勢市からでも亀山からでも(笑)
いかが?
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