忘れた頃の急成長
現物株に投資していらっしゃる皆さんには、ご機嫌ようお過ごしでしょうか。
それとも…死にかけてたのがようやく蘇生できたころでしょうか(苦笑)日本株であれば現物株を買っていくのがよいのですが、宝くじ気分でトルコ株に投資する投資信託を買って遊ぶことがあります。昨年の秋、つまりリーマンショック直後に冗談半分どころか8割で2万円ほど買っておいたのですが、元気に育って14%ほど増えています。手数料3%払ったあとの数字です。
おお、これはいいや、…とほくそ笑んでクビをかしげました。
たしかこの投資信託、特別研修を受けてた時点ではマイナス10%程度の低迷ぶりだったはずです。3月初旬に研修終わったころから徐々に上向いてきてこうなった、ということは。
なんのことはない、ここ2か月で一気にふくらんだだけです。おなじくなんの根拠もなく昨年1月に買ったBRICs諸国に投資する投信は依然としてマイナス55%の沈没ぶりを呈しており、こっちはもうしばらく忘れたふりをする予定です。同時期に購入した、金鉱山株に投資する投資信託はプラス7%ほど。可愛く成長してきました。
さながら盆栽を育てるようにしていろんな投信を少しずつ買って眺めてみると、いろいろと面白いものが見えてきます。なぜか元気なトルコ株投信をどうするか、ここは思案のしどころです。
ところで、トルコ株だの金鉱株だのと言った簡単には自分で売買できない投資対象であればともかく、日本株を対象とする投資信託(ETFでもインデックスファンドでもない、そのへんの銀行にポスター貼ってあるようなもの)を積極的に選ぶ意味はほとんどないと思います。なぜそうなのか、を実にわかりやすく記した良書が下記の本。例によって鶴舞の図書館には所蔵がありますので、FP兼司法書士であるひと&それを目指しておいでの司法書士さんには一読をおすすめします。というより、今回の本は投資信託に関する解説書として強く推奨します。たとえば相続発生時に、お客さまが保有している金融商品の性質を素早く選り分けるとか、そうでなくても長期保有に適するものか費用ばっかり食ってすっかり育たず代替的選択肢もあるもの(それが何かは本を読んでのお楽しみ!)か、をある程度見越してアドバイスできるかどうかは、FPとしても司法書士としても重要ですからね。
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