もう一本、行っときますか?
個人事業主になって初めて知ったことの一つは、電柱広告にもキャンペーンがあるということです。
道ばたで無数に見かける電柱広告、これは名古屋市では電力会社の電柱・電話会社の電柱とも一箇所一ヶ月あたり2000円弱で出すことができます。そのほかに初期費用として、定価なら1万円程度の制作料金がかかります。
この制作料金が年に何回か、7千円弱に下がるのです。当事務所の電柱広告はNTTの電柱に一箇所、中部電力の電柱に一箇所維持しており、これらはいずれもキャンペーンのときに導入したものです。いったん電柱広告の利用をはじめると、さらにためになることを教えてもらえました。
まず電柱広告の掲出場所は、ほかに場所が空いていれば移設できるとのこと。以前は労働基準監督署の前に出して様子をみていたのですが、2年間で1件しか電話がなかったため事務所があるマンションの前に転進(撤退ではない(笑))させたことがあります。
さらに広告の記載事項は訂正が可能だとのこと。やり方はいくつかあって、上記の移設のさいに事務所の場所や業務内容を書き換えてもらいました。いちばん費用が安いのは『これまでの記載のうえから、ステッカーを貼ってしまう』というもの。いろんな経緯がありまして、これを無料でやってもらいました…移設のさいに
-いっそ広告やめちゃおうかな-
と営業さんに口走ってみたからではないと思います。たぶん。
そして今日、久しぶりに広告会社の営業さんがやってきたのは『5年間NTTの電柱広告を利用していると、無料で新しい広告に作り替えてもらえる』というルールの適用があるためです。すでに二箇所持っているうちの一箇所がこれに該当したとのことで、広告の記載事項を聞きにきていただきました。
経験上、この広告を見てご依頼をいただいたことは皆無なのですが、駅からの道案内・目の前に見えるマンションに確かに事務所があるというデモンストレーションのほか、『まともな事務所だと誤解してもらえる』という効果があって手放せないこの電柱広告。営業さんが言うことには、
-センセイ実は、交差点の手前のいい位置が空きまして-
あらたな広告利用のお誘いです。むしろそっちが本来のご用だったのかもしれません。地下鉄の駅から当事務所に来るには、表通りから一回だけ右折せねばならず、右折する交差点の50mほど手前に電柱広告を出しています。この交差点の真横の場所が空いたのだとか。少し心ひかれるものがあり、ちょっと迷っています。
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