すずき事務所の一日
1.午前中
第一回口頭弁論期日の訴訟を傍聴に、市外の地裁支部まで行ってきました。よくある話なんですが、被告会社側からの答弁書はペラ1枚&代理人はご欠席。戦闘が激しくなってくるのは冬からだろうな、と思っています。この会社とは、別件ですでに訴訟を起こしており、そちらの被告代理人とおなじ弁護士さんが敵に回ったということで…
安心感があります(笑)
たとえ直接話をせずとも、準備書面というかたちであちらさんの書いた文章をたくさん読んでると、嗜好というか癖のようなものが見えてくるのです。まったく知らない人を相手取るときにはどう出てくるかわからない意味で不安なのですが、それがないだけでもずいぶんありがたいものです。いま庁舎を改築しているこの裁判所、この訴訟が終わる頃には新庁舎が完成しているのではないかしらん?
とくに釈明を求められることもなく10分ほどで終わった期日の終了後、その別件の訴訟の打ち合わせに入ります。1時間弱で終了となりました。
2.お昼
木曜日は補助者さまの出勤日ということで、朝から彼女も同行中。お客さまに紹介すると『ああ、あのブログの…?』と。さてさて補助者として労働訴訟の最初から終わりまでを見ることができる日常、ってのはいったいどういう心持ちなんでしょうね(今度聞いてみましょうか?)。そういうのが見たいんだ、ということを志望理由にした補助者希望者がいましたが
なら、こっちにお金払ってよ(苦笑)
ということで(言ってはいませんが)そうしたお方は不採用としております。同業者の方にはご依頼があればいくらでもお見せしているんですがね。
列車で名古屋にもどってきてそのまま昼ご飯にでかけます。久しぶりに仕事で自動車に乗って思い出しました。僕が補助者だったころは、先生は助手席で居眠り、補助者がハンドル握ってましたっけ。任意保険の運転者家族限定特約をなくして、いっぺん自分の車の助手席に乗ってみたいものです。
3.午後
零細事務所の暢気な昼下がり。僕はメールで労働相談の回答をしながら、隣の部屋では補助者さまがスキャナを駆使して(駆使してますよね?ね?)証拠書類を取り込んでいます。例によって二年分の割増賃金を請求する訴訟の準備をしており、ADFで一気に取り込めないような紙質の資料は一枚一枚スキャンしていくしかありません。
そうした作業を分担してくれる人がいてくださるのは、ありがたいことです。
そんな単純作業もしながら、当事務所に(お客さまではなく、たぶん商売上の)アプローチをしてきた人のメールをみてもらったりもします。自分と違うものの見方をする人が誰かいてくれる、というのはやはり違います。忙しすぎずヒマすぎず、ゆっくり時間が流れます。15時過ぎに補助者さま退勤後、株式市場がまた暴落していることを確認。
胸をなでおろします。
僕が加入している変額保険は、特別勘定に関する変更は電話して二日後に約定するのです。10日の暴落を確認後、反騰中の14日に世界債券型特別勘定から日本株式型特別勘定へのスイッチングを依頼しており、今日の価格を基準にして日本株式型に積立金が移るのです。もし約定が昨日だったらいまごろ悶絶してたところ。あとは少しずつタイミングを分散して、日本株式型に資金を投入していくとしましょう。
4.夕刻
晩ご飯の支度をしていたら、九州某県地裁本庁に訴状を出されたお客さまから電話が入ります。聞けば関東某県でお客さまを紹介してくださると(笑)
少し急いだほうがよい状況にあるので、予定していた東京出張を繰上実施します。明日・明後日に行くことにして、明後日午後に待ち合わせすることになりました。
5.夜
当事務所において、出張はほとんど常にいきなり決まります。先ほど高速バスネットで中央高速道経由新宿行きのバスの予約をしたところです。行きは明朝7時33分発で昼過ぎに新宿着、帰りは明後日16時50分の便で、名古屋に着くのは23時前です。明日はまず国会図書館で資料収集をするつもりですが、出張相談ご希望の方がいらっしゃったらどうぞ。時間にはわりと余裕があります。
もう一件、21日から実施の九州出張の途中に大阪での労働相談希望が入っています。こちらは初めてのお客さまなので、念入りに予定をすりあわせておかないといけません。出発を14時の近鉄特急にして16時半ごろに待ち合わせをすれば、19時50分大阪南港発のフェリーには余裕で乗れそうです。
6.業務終了
来月実施予定の他県の青年会会長さんからの講演依頼は、お断りすることにしました。夕方着のメールで諾否をせっつかれたのですが、こっちが一ヶ月以上前に提示した条件(講演の内容・準備してほしい資料の調達可否など)に対する回答を全てうっちゃらかしておいてその言い方は違うだろっ!ということで。
彼らの実施日程からすればすでに一ヶ月を割っているのですが、人の提案を一ヶ月以上受領確認すらせずに放置されればこっちも本気を疑います。
逆に言えば連中が実施する単発の研修って、その程度の準備でチャラっと行われてる、というものだったんでしょうか?最初に意向を尋ねられた先月、まじめに考えて長文の提案を送った僕が馬鹿だったと言えばそれまでなんですが…割り切れないものを感じます。
さ、明日は7時前に出かけねばなりません。
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