昨日の友は、明日の…?
僕のブログは精神的になにか問題があるときには、荒れる、と指摘されたお客さまがいます。
僕はこのお客さまを尊敬します。文は人なり、とはよくいったもんです。
最近はその代わりに、しばし執筆を休んで間をあけるようにしています。
さて今日は少し憂鬱です。理由は、これから提訴する割増賃金支払請求訴訟にあります。いま作っている訴状、作成過程でいろいろ調査をしていたら、敵側関係者として以前僕が割増賃金の計算を受託した弁護士さんの名前が載っているのを発見してしまいました。
二度ほど話しをしたその先生を相手取っての訴訟に、なるかもしれません。なまじパーソナリティの一端を知ってしまっているだけに、妙な緊張があります。もちろん最低限の成果は挙げるつもりでいますが、この事案いろんな事情があっていろんな請求をくっつけなければならないかもしれません…ことばにできないいろんなためらいがあります。
司法書士も簡裁代理権の導入により、司法書士相互間での法廷対決が一般的になるのかもしれない?といった発言を、開業前にうけた研修で聞いたことがあります。
ことの是非はともかくとしてそうなってないらしく、どちらかといえば代理権をもつ司法書士さんたちはうって一丸となり金融業者と戦ってるように見える…それはそれで結構なことなんですが、同業者間であんまり対決しない、のがいいことか悪いことかは、なかなか難しいと思います。競争相手あっての進歩促進、という要素はかならずあるはずで、戦後の労働判例の重要ないくつかは、昔懐かし日経連側の弁護士さんたちと総評弁護団の弁護士さんたちとがつくって残してくれた遺産なんで。
この商売をやってれば、いつか知ってる人を向こうにまわす日がくるだろうな、と思っていましたが、希望よりちょっと早く来たそのタイミングに、少し憂鬱、です。
ただ、笑われないようにはしませんと、ね。実は静かな気合いも、入っていたりします。
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