FIVA102 発展! -ゼロスピンドル編-
『見せてもらおうか、ゼロスピンドルFIVAの実力とやらを』
~こんな場合に適したせりふをいろいろ探してネットサーフィンをおこなった結果、そんな風に呟いてみるのがよさそうです(違います?)。少々曲がった気合いを込めて、今日のお話をはじめましょう。冒頭の一言の出典はわかる人だけがわかればよいのですが、『見せてもらおうか 実力とやらを』で検索をかけてもらっても可とします。
さて、この記事は昨日の『FIVA102 改善! -バッテリー編- 』の続きで最終回です。20世紀に発売されたサブノートPCであるCASSIOPEIA FIVA102を
- 点灯しなくなったバックライトを自力で交換し
- 持ちが悪くなったバッテリーをリフレッシュに出し
- ハードディスクをコンパクトフラッシュに置き換える
大改装を行おうというこのお話、極めて良好な結果を納めました。例えるならば『第五・第六砲塔ヲ撤去シテ飛行甲板ヲ設置シ、併セテろけっと砲ヲ増設シマシタ』的な戦力アップになっていようかと。モノが作られた時代に制約される限界はありますが、現下の状況においても活用法さえ誤らなければかなり使える仕上がりです。(この例えも、わかる人だけ笑ってもらえれば結構です)さて、改善点。
- まずOSと各アプリケーションの起動時間が短縮されました。ハードディスクを積んでいた頃は電源投入から1分40秒ほどもかかっていたのが、1分程度でWindows98SEが立ち上がってきます。立ち上がったら立ち上がったで、今まで少々重かった一太郎12がエディタのように起動するのには少々笑いました。これまでとは違う世界です。ただし、ハイバネーションとその復帰については体感的にほとんど変わりません。
- つぎにバッテリーの持続時間が従来の2倍弱に増加しました。これは、もともとバッテリーがヘタリかけていて1時間半程度しか使えなかったところをバッテリーセルを交換して容量を純正の新品より増加させさらにハードディスクがなくなってモーターが消えたことにより消費電力が減ったことの相乗効果でしょう。ですので、電車の乗り換えなどで中断時間が短ければハイバネーションよりスタンバイを多用することになる気がします。
- あとは、発熱が減った・音が全くしなくなった・軽くなったのは顕著な改善点です。
こんな結構なものなら他のデスクトップPCにも導入しようと、まずいまこのブログを投稿するのにも使っている当事務所の現用機(PC-9821V200)から始めてみたいところです。
来週は、4日夕方から大阪-福岡-広島-米子・松江-名古屋と5泊6日の出張兼旅行が控えています。今回完成したFIVA改のおかげで、いい旅になりそうです。たとえ50グラムでも、荷物が軽くなるのは違うものです。
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