調査士事務所で見たものは…?
今日は午前中から打ち合わせに出かけました。行き先の土地家屋調査士事務所には、自作のPCが数台配備されています。
用件が長引いて、遅めの昼食後。何の気なしに見やった画面の片隅に、見逃せないアイコンがありました。
電車でGO!2
…これは!
思わずダブルクリックする自称旅行書士。こいつがアーケードゲームだったころ、そういえば僕はまだ脱法派遣業者で油まみれになってスイッチの検査をしていたっけ。
回想にふけるまもなく読み込み終了。黒いバックの画面に横切るEF63の重連に…はからずも心ときめきます。内心の動揺を押し隠しながらおもむろに振り向いて、部屋の主たる調査士さんに尋ねます。
~これ、やってみてもいいですか?
拒否しようもんなら訴えてやる、という気配を感じ取ったかどうかは問わないことにしておきましょう。快諾を得ました。選択したのは秋田新幹線こまち(秋田~大曲)。スペースキー押下の警笛一声に、やはり心が躍ります。
…しかし?
キーボードオペレーションに指が慣れません。アーケードゲームのときは右手でブレーキ、左手でマスコン(簡単にいうと、加速を司るハンドルです。)を握っていたので、カーソルキーがマスコンとブレーキだ、と言われてもちょっと困ってしまい、速度制限や減速信号を現示されても即時に対応できません。
余談ですが、あるお客さまと事務所で相談中に『ブレーキがきかないんですよねブレーキが』といいながら右手を軽く握って逆手にして(手のひらを上に向けて)みせ、右手親指あたりを中心にして水平に反時計回りに90度ほど回転させてみせる動作をしたら、
先生それ(右手を指差して)なんですか?
と真顔で問われました。自分としては電車のブレーキ弁を扱っているときの手の動作だったんですが…普通のひとには通じない動作だったんですね(汗)
閑話休題。お話を、雨の秋田新幹線にもどしましょう(笑)
通過駅ばっかりだからなんとかなるかしらん、と思って選択した同区間、実はところどころで制限90kmの区間が現れます。そしてアーケードゲーム時代から数年のブランクで、そうした制限をすべて忘れてしまいました。
リハビリーテーションが必要です。線見訓練、と言ったらこれまた普通の人にはわからない用語でありすぎます。
併せてキーボードの設定を、右手のみを使いカーソルキーの上下左右でブレーキ・マスコンに割り当てる設定から、右手のカーソルキーでブレーキ、左手のA・Zのキーでマスコンに変更します。これで少しはマシになるはず…
ノリノリで試行錯誤を重ねていたら。
このゲームの本来の使用者たる、調査士さんのご子息が入ってきました。ちなみに彼、小学1年生(笑)。
ショバはたちまち、異様な盛り上がりを見せてきます。彼の反応をみるかぎり、僕に数年のブランクがあるとはいえ停止位置から±50cmに停止できたり、ボーナスステージのEF63を拝んだことがある運転手に会ったことがそもそもなかったらしい、という状況。いつしかその調査士さん、部屋から粛々と退出しています。
・・・なぜか、よその子の子守をすることになりつつさらに続行続行♪四ツ小屋-和田で90km、和田-大張野で90km、大張野-羽後境で80km、峰吉川手前で90km、峰吉川-刈羽野-神宮寺は気分良く突っ走って大曲手前で100km、大曲構内で55kmの各制限があることを把握します。昔おぼえた『100m走るのにかかる、時速別所要時間 60kmなら6秒、60kmなら4.5秒、120kmなら3秒』なんかのチェック手法も思い出しました。この頃になると、京浜東北線快速でコンスタントに品川-上野を完走できるようになってきます。
で、何度目かの秋田新幹線。秋田発車後に誰か二人が背後に座りました。調査士さんと…誰かが(汗)
すいませんちょっと速度制限がありまして云々
とか背中に向けて言い放ったような記憶があります(大汗)
おかげで、というべきか、無事に大曲で列車を止めて振り返るとそこには
その調査士さんの知り合いで、僕も名前を聞いている他の調査士さんが、おもむろに名刺をだして(爆)
ああ、これで僕はたぶん、『訪問先の小学生と対等に口をききながら電車でGO!に没頭するナゾの司法書士』として認識されてしまったはずです…
まぁ、いいか。
久しぶりになにか、すっきりした気がします。気のせいかもしれませんが。
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