素晴らしきかな、紹介事案
お客さまが当事務所にいらっしゃる経路は、『検索エンジン経由で当事務所ウェブサイトに到達した』のがほとんどです。昨年は貴重な例外として
無料相談に動員されて区役所に行ったらそのまま依頼につながってしまった
という例が三件ありますが、この他はことごとく検索エンジンからです。あとは一件だけ、他事務所からの紹介がありました。
今年はのっけから、他の事務所からのご紹介の裁判事務をお受けすることになりました。なんとなんと
特定調停
~なんだかだんだん債務整理バブルの渦中に(泡の中に?)近づいていく自分を感じます。どうせだったら今年は、行けるところまで行ってやろうと決めました。その事務所とは故あって一度遠ざかったのですが、なんというか口説き落とされたかごまかされたか三顧の礼をもって迎えられたか、と言う感じで提携関係を復活強化拡大する路線に、急速に舵を切っています。
よーするに破産者には勝てないことを知ったからか?
という突っ込みが入りそうな気もします。
そうです。今の僕の力では、万難を排して給料未払い事案で勝訴判決を取るところまで行けても、その後にやってくる破産申立には対抗できません。
さりとて債務整理が嫌だと言っているだけでは、結局のところ債務整理の世界の実情が見えてきません。その他事務所の態勢をみていると、なかなかに問題があるようにも思えます。
と、いうことで。ここは一つ社労士兼司法書士として、現時点では紹介事案に限定しますが債務整理の受託を積極的に行うことにしてみます。ただ、
どいつもこいつも破産させるぜ!申立書はテキトーに作るぜ!
などというどこかでみた事務所およびその仕事に対する抵抗感は根強いため当分は自己破産はお断り、特定調停と過払い金返還請求訴訟にしぼって受託する予定です。これであれば『契約の趣旨にしたがって義務を履行する』枠内での手続ですからまだ納得がいきます。
ただ…ね。
開き直って紹介ルートを解放しちゃうと…
売り上げ激増の予感がするんだな、これが(失笑)もう今月はこの6日だけで、一月暮らせるだけの売り上げが立っています。
どうせそういうものならば、やはり行けるところまで行ってみたいと思います。案外これで経営状況がよくなったら、これまで通りの労働事案の受託にも余裕がでてくる気がしますし、この提携他事務所が持っている『ウェブサイトからの集客』の技術は十分学ぶに値します。それを労働事案の受託にどう結びつけられるか、非常に興味深いところです。
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