少しブログをお休みします
この週末からすでに更新が止まっているのですが、今月末あたりまでお休みさせていただこうと思います。このブログに来てくださる方が読んで楽しい気分になるような文章がかける状況にありません。
ある裁判手続で手ひどく負けたのがその理由です。
今月はもう一件しょうもない判決が出ていまして、さきほど控訴状本文を書き終えたところ(11月26日午前3時)のですが、まだ控訴できる、というのは幸せなことなのではないかとさえ思ってしまいます。
ともあれ、今回終了した当事務所の一連作業については、いずれ総括しないといけないな、と思っています。できれば、『おはようのない事務所で』みたいな長編小説を書きたいくらいの長い長い物語なのですが、これはまだ先のことになるでしょう。つぶれかけの会社を向こうに回して先取特権を楯にとって大立ち回りを演じる旅する法律家、というものを描いた小説は高任和夫『商社審査部25時』(ただし主人公は総合商社の課長)があり、先取特権を使った人間なら誰でも読んで手に汗握る秀作ですが、あちらは動産売買先取特権ですし出てくるのは弁護士さんですし移動手段は新幹線。雇用関係の先取特権を巡って怪しい司法書士が高速バスで地を這っていく当事務所の世界とは違いすぎますが、プレッシャーという点ではそれに匹敵する面もありました。もう去年の話です。
とりあえず、実施した手続きを時系列に沿って一覧し、相互の関連と成果・長所短所反省点費用その他諸々をあきらかにしたうえで、倒産間際の会社との未払給料を巡る攻防戦を現に戦っておいでの人が参照できるようにはしておきたいな、と思います。
その次回記事、タイトルだけはだいたい決まっていまして
それぞれの『敗北』それぞれの『勝利』
こんな感じのを考えています。では、今週末にでも閲覧にお越しください。
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